リゼロに登場する主人公ナツキ・スバル。
「クズ」「嫌い」「うざい」といわれるキャラクターで有名です。
なろう作品では珍しく評価の分かれる主人公であるスバル…。
この記事ではスバルが嫌われる理由や、本当にクズなのか?についてまとめていきます!
この記事はネタバレを含みます!注意!
【リゼロ】主人公ナツキ・スバルとは?
プロフィール
異世界に召喚されたひきこもりの高校生
画像引用元電撃オンライン
ナツキ・スバル(菜月昴)は『Re:ゼロから始める異世界生活』の主人公。
上下ジャージ姿とかきあげた髪型、吊り上がった目が特徴。
作中ではよく「凶悪な顔」と表現される顔をしています。
異世界に来る前は高校生ではありましたが
尊敬する父親に及ばない自分への劣等感や
高校デビューの失敗などの理由で不登校になり、ひきこもりとして生活していました。
作中では「死んだら時間が巻き戻る」という『死に戻り』の能力を駆使し
あらゆる困難に立ち向かい解決する様子が描かれます。
性格は明るく社交的。能力は平凡だけど…
初対面の相手に対しても物怖じしない、明るく社交性のあるタイプです。
ただ、空気は読めません。
もともと人好きなため自分のテンションに図々しく相手を巻き込んでしまう癖があり、
その強引さが作中では「傲慢」といわれることもあります。
筋トレに打ち込んでいたこともあり身体能力は普通よりちょっと上。
ただ異世界では人外や魔法などの存在がいるせいで、貧弱というレベルです。
ただ、ストーリーが進むごとに使える手段や戦い方は増えていきます。
実は悪役サイド?一歩違えばすぐ闇落ち
リゼロのストーリー本編とは切り離されたストーリーが存在しますが、大抵闇落ちです。
ifストーリーは「もしもスバルがこのとき別の選択をしたら」を描いたもの。
スバルの成長が見えるようになる4章付近までに多く、
もともと強いわけでもないスバルが歪みきって死に戻りをフル活用するストーリーがほとんどです。
ifストーリーではスバルが能力、地頭の良さを発揮。
作中最強のラインハルトを武力以外の方法で倒すという奇策も使うなど
悪役としてとんでもない活躍を見せています。
このルートからわかるのは
「スバルの平穏は一歩間違えば崩れる危ういところで成り立っている」ということ。
スバルがどれだけ異世界で頑張り、自分の弱さに打ちのめされているかがわかります。
スバルが「クズ」「嫌い」「うざい」といわれるのはなぜ?
スバルが嫌われる理由
クズな点「レムを振った」
今回のリゼロ久々にいい話だった、まだ観てない人はすぐにでも観るべきです。
— 素振りをする素振り@LISAッ子 (@gavavavan) July 31, 2016
やっと道が開けたスバルの次回の活躍が楽しみですねww
でもレムを振ったスバルが許せなかった…#リゼロ pic.twitter.com/hwRijtdyBT
アニメ18話、幾度かの死に戻りを経験したスバルがレムに『一緒に逃げよう』と提案したときの話。
このとき、スバルは白鯨や魔女教などこれから起こる絶望に打ちのめされ
レムに逃げようといってプロポーズ紛いのことを言いましたが、結局会話を経て立ち直りました。
自分で提案しておいて最後は『俺はエミリアが好きだ』と振ってしまったので
「レムがかわいそう」「ここで振るとかクズ」といわれるようになったようですね。
確かに、献身的にスバルを支えるレムの想いが報われないのは心が痛む展開ではありますが…。

レムを振ったシーンでスバル推しになった私は少数派かもしれない。
エミリアへの気持ちを貫いたのかっこいい…!て思ったけど、レム推しの人は確かにキツイかも
ちなみにアニメの方では「好きなのはエミリアだけ」みたいな描かれ方ですが、
原作の方では「エミリアもレムも好き」みたいになってます。
好かれた経験が少ないスバルは”好かれると好きになる”性格です。
私はこの展開全然アリなのですが「ハーレムかよ」と嫌う方もいるようですね。
嫌いな点「自己中」「わかってほしいアピール?」
リゼロはスバルが嫌い
— ゆきむ (@yukimurasub) October 3, 2021
スバルが嫌われる理由は「自己中心的」というものが多かったです。
スバルは異世界に来た時から『魔法が使えない』『世界は俺にもっと優しくしろ』みたいな発言があり
盗品蔵や王都では死に戻りを経験して行き詰ると、そのたび気持ちが暴走していました。
辛いことからすぐ逃げようとするところや、ひねくれた考え方をするところが嫌いという意見も多くあります。
うざい点「13話のアレがきつい」
リゼロ13話視聴完了
— やす (@yasu_p00840) June 27, 2016
この辺りは原作でもそうだけどスバルがひたすらうざい
声優さん達の熱演のおかげでウザさ&エミリアとのすれ違いの悲愴さがさらに増している#リゼロ
リゼロのアニメ13話では、ユリウスとの決闘で傷ついたスバルと
その隣にいたエミリアが話をするシーンがあります。
『エミリアのため』と今まで動いていたスバルは数々の問題を起こし
スバルの行動の意味を知りたいエミリアと言い合いになりました。
そこで、スバルは死に戻りのことを言えない苦しさと
『何も言ってくれない』というエミリアへの反論で
「今までのことは全部自分のおかげでどうにかなった」と思っていたことをぶちまけるわけですが
このすれ違いが苦しい、スバルがうざいと言われているようです。
【ほんとにクズ?】ナツキ・スバルに対するファンの評価
序盤の評価は分かれるキャラクター。最後まで見れば絶対に好きになる
久々にリゼロ見たけど、スバル大好きだわ
— アルト (@ARUSANNOGRABLU) July 12, 2024
主人公らしからぬ男
スバルはストーリー序盤だけだと主張が激しくて嫌われるキャラですが
最後まで見れば絶対に好きになるキャラクターです。
主人公ナツキ・スバルは”異世界に召喚されたごく普通の元ひきこもり高校生”として描かれ
召喚された時に「魔法は使えないのか」「美少女との出会いはないのか」と愚痴をこぼしたり
チンピラに絡まれてピンチになったりと非常にリアリティがあります。
チート能力で問題を解決することもご都合展開もなく
スバルが抱える弱さと向き合うツライ描写もたくさんあり
「まるで自分みたいだ」と見た人に思わせるほど現実的なキャラクター像。
序盤は嫌いだったけど読み進めたら好きになったという方は多いようです。
結論:スバルはクズじゃない
思い出したけどアニメ放映してた時、一部のアニメ勢の人達にスバルがボロクソに言われるの結構トラウマになってるので、それから人にリゼロ勧める時はスバルはめちゃくちゃいい子だから!クズじゃないから!!いい子なの!って念押しするようになってしまったのが……
— 石を使った雑煮 (@ozouni_tabetai) July 31, 2018
スバルはクズというより「人間臭すぎる」というのが正しい印象ですね。
スバルは平凡な身体能力しかないので
作中「救いたいけど手が届かない」「自分の弱さに足を引っ張られる」という場面が多いです。
本編でも人を助けたいという意思の強い性格が伺えるうえに、誰かを見捨てたことはないですし
クズとはいえないでしょう。
現実にいそうなリアルなキャラクターに魔法の世界で起きる理不尽を合わせると
こんな風になる…というのがリゼロなのかなと思います。

リアルすぎる描写が素晴らしいだけに、辛いシーンが多いのが難点
まとめ
リゼロはループもので同じ道筋を何回も繰り返すので展開が進まなくなりがち。
そこで主人公が変な癖を出すと、ストーリーが進まないので「うざい」といわれるのはわかる気がします。
ただ、現実にいそうなリアリティのあるキャラクターなのでクズとは言えないのが個人的なところ。
私はスバルが大好きですよ!
ここまでありがとうございました。
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