最近SNSを見ていると、「チェーンソーマン」を使ったパロディ画像をよく見かけませんか?
マキマさんが手をかざすポーズを他のキャラクターがやっていたり、アニメのオープニングを他の作品風にアレンジしていたり…
そのため、以下のような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?
「面白そうだけど、元ネタが分からない」
「チェーンソーマンって何?」
「なんでこんなにパロディされてるの?」
今回は、チェーンソーマンを知っている方はもちろん、全く知らない方でも楽しめるように、
バズった面白画像から元ネタ解説まで、たっぷりとご紹介していきます!
チェーンソーマンパロが流行る理由
公式自体がパロディの宝庫!作者の映画愛が炸裂
チェーンソーマンがパロディされやすい最大の理由は、 公式作品自体がパロディだらけだからなんです!
実は、原作者の藤本タツキ先生は大の映画好き。
作品の随所に映画のオマージュやパロディを散りばめています。
特に話題になったのがアニメ版のオープニングとストーリー(一期目)。
こちらでは、以下の映画作品のパロディが多く含まれていました。
以下は含まれている映画作品のタイトル、その一例です。
- 「悪魔のいけにえ」
- 「ビッグ・リボウスキ」
- 「女優霊」
- 「貞子VS加椰子」
- 「デス・プルーフ in グラインドハウス」
作者がアニメ制作に協力って言われてたから
— クロヌイネコ🐈🍰@今年も生ききる🐱 (@kuronuineko) October 12, 2022
何やらかすんだと思ってたけど。
まさかOpでこんなに本気出すとわ。。。
パロの再現度スゴすぎる。。。
#chainsawman
#チェンソーマン #チェンソーマンアニメ pic.twitter.com/RnMtRiXwvU
藤本先生が直接アニメなどに関わったらしく、このパロディの多さを見ると趣味が全開であることが分かります。
ここまで公式が堂々とパロディをやっているんだから、ファンの間で「じゃあ私たちもやってみよう!」となるのは自然な流れですね。
そのため、チェンソーマンの作品自体も多くのパロが作られて楽しまれています。
皆さんもSNSなどで結構見るんじゃないでしょうか?
ちなみに、Blu-ray&DVD発売に合わせて追加された描き下ろしイラストは、映画『シャイニング』のパロディとなっています。
画像引用元https://collabo-cafe.com/events/collabo/chainsaw-man-movie-parody-illust2023/
他にもパワーの衣装や左下のロゴマークに見覚えがある人は多いかな~と思います。
藤本タツキ先生の映画好きが伺えますね。
パロディしやすい「映える」構図の数々
チェーンソーマンには、パロディに最適な印象的なポーズや構図がたくさんあります。
中でも最も有名なのが、マキマさんの「潰す」ポーズ。
アキの狐のハンドサインもそうですね。
この「潰す」ポーズは非常にシンプルでありながら、とても特徴的。
そのため他のキャラクターでも再現しやすく、「○○がマキマのポーズをやったらこんな感じ」という二次創作が大量に生まれました。
また、デンジの変身ポーズや、パワーちゃんの角を立てるポーズなど、視覚的にインパクトのあるシーンが多いのも特徴です。
ポーズ以外にも、本作は特徴的なギャグ要素が多いので、ワンシーンをパロったものも多いですね。
「チェンソーゲリオン」
— のーと (@nilnaughtzero) September 14, 2020
言わずもがな、チェンソーマン のパロディ。#エヴァ#エヴァンゲリオン#チェンソーマン#チェンソーマン好きと繋がりたい #アヤナミレイ#碇シンジ#葛城ミサト pic.twitter.com/FwOi2odYFM
さらに、キャラクターの表情も豊か!マキマさんの不敵な笑み、デンジの間抜けな顔、パワーちゃんのドヤ顔など、どれも個性的で印象に残ります。
これだけ「映える」要素が揃っていれば、パロディしたくなるのも当然ですよね。まさに「パロディ職人泣かせ」な作品です(褒めてます)!
バズりやすさの秘密:インパクト×汎用性×面白さ
チェーンソーマンパロがSNSで爆発的にバズる理由は、 インパクト、汎用性、面白さの三要素が絶妙に組み合わさっているからです。
まず「インパクト」については、先ほど触れた通り、一度見たら忘れられない強烈なビジュアルが多数存在します。
本日の心臓MV警察トリオに強火のオタクが言いたいことです(※チェンソーマンはね構文パロ) pic.twitter.com/0PXosHm6Ud
— マエダ@お絵描きタイム (@nekogamework) October 12, 2024
クセの強い言い回しももちろん、特徴的なのはキャラクターの表情ですね。
チェンソーマンは「焦る」「ビビる」「緊張する」というシーンのギャグっぽさが秀逸なので、それが魅力になっているのだと思います。
表情だけなら使いまわしやすいというのもポイントでしょうか。
バズる要素の黄金比率
- インパクト:一瞬で「おっ!」と注目を引く強烈なビジュアル
- 汎用性:様々な作品・キャラクターに応用可能な汎用性
- 面白さ:元ネタを知らなくても楽しめるユーモア
また、元ネタを知らない人でも「なんか面白い」と感じられる絶妙なバランスも重要です。
完全に内輪ネタにならず、広く楽しまれる「開かれたパロディ」として機能しているからこそ、これほどまでに拡散されるんですね。
まさに「みんなで笑える」パロディの理想形と言えるでしょう!
超バズった!チェーンソーマンパロの面白画像集
マキマの「潰す」ポーズ!全世界で愛されるジェスチャー
画像引用元X
チェーンソーマンパロの代表格といえばマキマさんの「潰す」ポーズですが、意外とパロやってる人は少ないんですよね。
ただ、他にもハンドサインはあるので、もう一方のほうがよくパロってるみたいですね。
チェンソーマンにまるで触れてきてない人間なので、このシーンをマキマのパロだとは知らず、ファンタジスタのマルコのポーズって結論付けてたんだけど考えでたら同じ集英社の方のパロディっていうわな、今考えりゃ pic.twitter.com/PduJw2YA87
— んぽじ (@yuduki_wolf) February 23, 2023
あとは、早川アキの「コン」を呼び出すポーズ。
ゴール後にチェンソーマンの早川アキのポーズをするソランケ🏴
— Fooootest(サッカーブログ) (@Fooootest) November 4, 2024
📸@ESPNUK pic.twitter.com/bu25GxdZcu
一期の時はコンの出番も多かったので、こちらは結構有名になりましたね。
チェンソーマンと他作品のパロディ
チェンソーマン パロ pic.twitter.com/vpXghtBpfw
— バルカン300 (@Barukann_300) May 12, 2025
チェンソーマンのワンシーンのパロディは、多岐にわたります。
上のパロディは、本作の登場人物のコべ二とパワーが車を運転して事故ったシーンのパロディです。
元ネタはこちら↓
画像引用元ねいろ速報さん
このシーンは、特に「普段絶対こんな表情しないキャラ」に当てはめると面白いですね。
続いて、有名な『マキマ構文』。
マキマ構文見てて「絶対これ合うじゃん!」って勢いのまま描いちゃったけど許して欲しい pic.twitter.com/YDybUkQCaY
— りすてぃ (@3_dance04) June 4, 2025
このシーンの元ネタはこちら↓
画像引用元X
このシーンは、マキマが自分が追っている「チェンソーマン」に対して、ある種厄介オタクのような言い分を口にするシーンです。
この言い回しは「マキマ構文」と呼ばれ、推しへの愛情を語るオタクの方々や、解釈違いに反論するときのセリフとして使われます。
他にもデンジの舌だし・顔芸が多くてネタとして最高なのですが、そちらはポーズとして真似されることが多いです。
ちなみに著作権についてはこれらのパロディは「オマージュ」や「パスティーシュ」として、原作への敬意を込めて制作されています。
元ネタを貶めるのではなく、愛をもって楽しまれているのがポイントです。
まとめ
チェンソーマンのパロディの多さは、公式がそもそもパロディを多用しているためですね。
その影響を受けてか、チェンソーマン自身も他作品とのパロディがたくさんのファンによって描かれています。
最近流れているイラストの多くは、元ネタが分からなかったらチェンソーマンで調べてみると出てきやすいかもしれませんね。
ここまでありがとうございました。





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