最近は自分でアニメを作れる機材などがありますし、動画サイトにも様々な自主制作アニメが出ていますね。
それぞれが制作者の熱意を感じる素晴らしいものですが…
今回は、私が個人的におすすめしたい個人制作アニメ『うごメモ戦士』を紹介させていただきます！
見ないと損レベルですごい作品なのにまだ見た人は少ないので、
これを機にぜひ知っていってください。
この記事はミラーパネル様制作の映像作品『うごメモ戦士』について紹介しております。
内容についてネタバレとなる箇所もありますのでご注意ください。
自主制作・個人制作アニメとは？
まず、自主制作・個人制作アニメとはなんなのか？ですが
これは個人や団体が制作した、利益を得ることを目的としていない映像作品のことです。
名前の通り個人・自主制作なので、費用や制作にかかわるスタッフは個人負担。
基本的には制作者の趣味によるオリジナル作品であったり、
他作品のファンによる2次創作作品であったりする場合がほとんどです。
最近では音楽や映像を自分で制作できる機材やアプリなどがあるので
誰でも気軽に個人制作アニメを作れるようになっていますね。
ミラーパネルさん作の『うごメモ戦士』とは？
制作の裏側
今回ご紹介する『うごメモ戦士』について
まずは制作者のミラーパネルさんが本編内や制作秘話で語った内容をまとめていきます。
制作者はミラーパネルさん1人
『うごメモ戦士』はミラーパネルさんが制作した個人制作アニメですが
この作品の主な制作に関わったスタッフはミラーパネルさん1人だそうです。
声優さんやBGM編曲には協力してもらった方がいるようですが…。
自主制作アニメは1人で作れるとはいえ、今作には色も動きもついて30分構成になっているので
とんでもない作業量がうかがえますね。
普通のアニメ会社は1話30分にだいたい15人以上は携わっているらしいので、恐ろしい話です。
救急車で一回運ばれた⁉4年かけた力作
ほぼ1人で制作されていた弊害でしょうか、制作期間は4年だそうで
その間モチベーションが続いたことも驚きなのですが
なんと1回救急車で運ばれているそうです。
それほどまでに力のこもった力作、実際何度見ても素晴らしいものですが
ミラーパネルさんのお体が心配になります…。
今はもうめったに見られない…映像形式はうごメモ
タイトルにもある通り、『うごメモ戦士』はうごメモで制作されています。
このうごメモとは正式名称”うごくメモ帳”
ニンテンドーDSiに搭載されていたメモ帳機能です。
何枚か書いたメモをパラパラ漫画のように動かすこともでき、
この機能が出たばかりのころは多くの人がミニアニメを作るなどして大きな流行となりました。
今はニンテンドー3DSでうごメモ3Dとして名前を変えて機能が残っているそうですが
初期のニンテンドーDSiのうごメモはサービスを終了しています。
うごメモで作る映像は、流行が落ち着いてしまったこともあり
今では新作はめったに見られないものになっています。
うごメモ戦士は、まさにうごメモ最後?の最高傑作といってもいいかもしれません。
【内容】うごメモ戦士とは
実際に制作された映像
上の動画がミラーパネルさんが制作した『うごメモ戦士』の映像になります。
こちらは動画サイトYouTubeにて2020年に動画時間34分の長さで投稿されています。
ちなみに、2024年時点で『うごメモ戦士』はこの動画一本のみとなっていて
続編が気になっているファンも多いですね。
主人公などキャラクター
このうごメモ戦士のOP・EDともにたくさんのキャラが登場していますが
実際に本編中に登場してしゃべるのは主人公含め5人ほどとなっています。
中でも、名前のついたキャラは3人だけです。
主人公・久郷モメ
マスコットキャラ・うご
冒頭の黒髪の女の子・七城水葉
今作で顔しか出ていない他のキャラクターも制作秘話を語る動画で名前や年齢を公開していました。
かなり作り込まれている様子です。
声優
今作で登場した声優さんは以下の通り。
久郷モメ役・ちーはん
うご役・りょうくn
七城水葉役・朱
アナウンサー兼ぷりけつ役・ゆんぼ
ナレーション役・庄司哲也
どなたもフリーで活躍されている方なのかなと思います。
SNSを探したのですがアカウントがなくなっている方もいたので、詳細はあまり分かっていません。
ただ、アニメを見ると分かりますが皆さんハマり役で違和感なく入り込めます。
個人的にはナレーション役の方の声がかなり好きです(笑)
うごメモ戦士で使われている音楽
うごメモ戦士で使われている曲やBGMはqb(きゅうび)さんという方が関わっていますね。
この方は趣味で効果音を作っていらっしゃる方のようです。
OPタイトルは『Don’t_be_afraid』、こちらはフリーBGMサイトから採用されたもののようです。
EDタイトルは『12345』、こちらはフリー曲サイト・魔王魂から採用した曲ですね。
どちらも作品にピッタリのいい歌詞、いい曲です。
個人的な感想
実はこのうごメモ戦士、投稿されたときにすぐ見ているので知ってから随分になります。
初めて見たときはそりゃあもう衝撃で…
1人で制作したとは思えない完成度、そして続きを考察できそうな濃い内容に圧倒され
何度も観返して楽しんでいました。(今でも時々見ています)
ミラーパネルさんはXもやってらっしゃるので、
うごメモ戦士を観た方はそちらものぞいてみてください。
やっと本格的にアニメが作れるぞ。
— ミラーパネル (@denntisinn) May 27, 2024
久々にこのめんどくさいを全身に浴び続けるから気を引き締めて行かないとね。 pic.twitter.com/Tsi6E2s5TY
高頻度で更新されているみたいで、ご健康なようで何よりです…。
まとめ
うごメモ戦士は何回見ても感動します。
正直、ハマりすぎてキャラクターの設定を自分なりにめちゃめちゃ考えてしまったくらい…(笑)
これを超えるものはないんじゃないか、そう思うくらい今後も多くの人に知ってもらいたいスゴイ作品です。
ここまでありがとうございました。
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