【王ドロボウJING】絵柄が変化しすぎな神漫画!また原作を読むなら…

アイキャッチ アニメ

久しぶりにアニメが放送されることになった王ドロボウJING。


世界観やストーリーの特殊さが人気のこの作品ですが、話題になるのは『絵柄』


今回は、初期からの変化の様子もまとめつつ「今原作を読むならどうしたらいいの?」についても紹介していきます。






王ドロボウJINGって?

大まかな概要

引用画像王ドロボウJING漫画表紙
画像引用元ブックオフ

王ドロボウJINGは熊倉裕一先生原作の漫画作品。



1995年から1998年までコミックボンボンにて連載し、ボンボンKCより単行本も7巻まで発刊。

2000年には新装版も登場しています。



7巻以降は月刊マガジンZにて続編『KING OF BANDIT JING』が連載されました。



アニメは2002年から全13話が放送され、2004年には3部構成のOVAも放送されています。



アニメーション制作はスタジオディーン。

色彩と世界観の雰囲気に特徴を持たせるのが得意な会社で、

アニメは本作の独特な世界観やスタジオディーンの作画による儚い絵柄による演出がマッチし、まるで絵画を見ているかのような大変見どころのある作品になっています。

王ドロボウJINGのストーリー・世界観

輝くものは、星さえも。貴きものは、命すら。森羅万象、たちまち盗む、王ドロボウ

作・熊倉裕一『王ドロボウJING』より抜粋



王ドロボウJINGは「輝くものは星さえ盗む」というドロボウ一族の少年の話。



主人公の少年・ジンが、相棒の『言葉を話す鳥』・キールとともに様々な町を巡りながら

目当てのものを盗んで回るというストーリーです。



世界観はファンタジー色の強いものになっていて、

言葉を話す動物や人間とは違った背格好の生き物などは当たり前で

ジンが立ち寄る町によっても住民の生活様式も様々。



ジンは相棒のキールを腕に一体化させ光線を放つ技

『キールロワイヤル』を使って敵と戦うバトル展開も作中で描かれています。




アメリカンな雰囲気のするセリフやジョークの掛け合いなども魅力。



一話ごとに全く違う独立した話になり、その回で登場するヒロイン・通称『ジンガール』も異なります。



複数のお話で構成されたスピード感ある構成と、色彩豊かな世界観が特徴&魅力の作品です






絵柄の変化はどんな感じ?

原作の漫画は初期と後半、そしてアニメの絵もまた違った印象に変化していっています。


○原作漫画1巻

引用画像王ドロボウJING漫画一巻内容
画像引用元gooブログ



1巻時点は1995年。


コミックボンボンが少年向けであることも踏まえて、

子供向けの線や顔のパーツがはっきりした絵柄になっていることがわかりますね。



背景の書き込みは少年向けとは思えないくらい緻密なものになっていますが

こちらは終盤まで変わらず素晴らしいものになっています。

人物の絵柄は徐々に変化していきますが、劇的に変化し始めたのは5巻の

仮面舞踏会の話のあたり。


○原作漫画5巻

引用画像王ドロボウJING5巻漫画内容
画像引用元samekichi.com



ジンの絵柄もそうですがヒロインの絵柄の線が細く絵画的な雰囲気になりました。


少年向けよりも大人っぽい、息をのむような印象のキャラクターへと変化していきます。




○原作漫画6巻


6巻付近ではヒロインの描写もさることながら、ジンの絵柄もアニメで公開されているものとほぼ同じに。


アニメから入った方であれば見慣れた絵柄になりました。



ストーリー的にも青年向けのような落ち着きとシリアスな感じになり、ジンの性格も落ち着いたものになっていきます。




ちなみに7巻で一応完結になっていますが、月刊マガジンZに移行して連載されています。

○月刊マガジンZ移行後



7巻以降、月刊マガジンZに移行してからは絵がまるっきり変わりました。



衣服や背景、特に影などの細かい作りはそのまま(というかより進化して)緻密になり

ジンの絵柄は人物として写実的に。



残念ながら現在は休載されていてマガジンZでも続きは見られないのですが

見るたびに絵柄がすさまじいことになっているので、今後も変化されていくのかなと思います。




原作を読みたくなったらどうすればいい?


王ドロボウJINGは1995年ごろの作品ということもあり、人気はありながらも

古さゆえか書籍はもう増版されていないようです。



そのため、新装版であっても書籍を手に入れるのは難しくなっています。



購入したい場合はKindleなどの電子書籍か、中古ということになりますね。



コミックレンタルでも本がない場合が多く、なかなか難しいようです。




まとめ

私は王ドロボウJINGはアニメから入った口ですが、初めて見たときはそりゃあもう…のめりこみましたね。



世界観が特殊で魅力的でしたし、ジンはかっこいいし、キールとの小粋な掛け合いが面白いし…。

アニメの方はOP・ED・BGMも素晴らしくて今でも頭に残っています。

ドロボウというだけあって、当時心を奪われた人は多かったんじゃないでしょうか(笑)



なかなかアニメ放送される機会の少ない神作品なので、原作を読みたい方&もう一度触れたい方はぜひ読んでみてください。


ここまでありがとうございました。

アニメ漫画
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この記事を書いた人
カピたろう

ブログ運営者のカピたろうです!アニメ・漫画・小説・映画・ゲームなどジャンル問わず楽しむ雑食。今まで見たものだけで100作品は語れます。

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