この記事を読んでいる方は、おそらくアニメが好きな方ではないでしょうか。
中には「アニメが好き」といって馬鹿にされた悲しい経験をした人もいるかもしれません。
そんなときの対処法はずばり、『相手の趣味を知ること』!
今回は「アニメが好き」といって馬鹿にされた時の対処法をくわしくまとめていきます。
アニメを馬鹿にする人…どうして?
アニメを馬鹿にする人の考え方
アニメは子供のものだと思ってる
アニメを馬鹿にする人の中には
「アニメは子供のもの。いい大人が見ているなんて恥ずかしい」
と考えている人もいます。
特にアニメに関わらずに過ごしてきた方は『アニメ=子供向け』のイメージのまま
完結している方も多いでしょう。
アニメが子供のもの、と考えているので
「いい大人が子供向けを見ているなんて恥ずかしいやつ」と馬鹿にしてくると考えられます。
アニメは子供のためだけでなく、それを楽しむすべての人のものですよね。
でも最近は「アニメは子供のもの」という意識は薄れてますね
アニメオタクに対する偏見
「アニメが好き」と言えば、問答無用で「オタクかよっ!」と返された経験はありませんか?
この『オタク』は基本的にいい意味では言われませんよね。
というのも、この言葉は根強い偏見にさらされた経験があるからなんです。
『オタク』という言葉の発祥は
1980年代ごろに中森明夫さんが連載した成年誌とされていますが
日本ではちょうどアニメを含むサブカルが増えてきた際に
『アニメを好きな人=オタク』として使われ広まっていったそうです。
しかし、同じころ
日本で起きた凶悪犯罪の犯人が「アニメが好き」だったことで
「犯人はアニメの影響を受けたのではないか=アニメオタクは犯罪者予備軍」
という偏見が広がり、アニメは危険だと言われるようになりました。
この時の偏見が残り、一部では
アニメを好きな人に対する線引きのようなものができてしまったと考えられます。
正直今でも好きなものを聞かれた時「アニメ」とは答えにくい雰囲気があります…
アニメを下に見ている
アニメを馬鹿にする人は、アニメ好きな方を下に見ているのかもしれません。
こう考えている方は
アニメ好きを馬鹿にすることで「自分はアニメを見ているこいつよりマシ、優れている」と
思うことで心のバランスを保っている場合があります。
人の好きなものや趣味は
ものによって身体能力やセンスが必要なものもありますし
それに比べて『見て楽しむだけ』のアニメは下に見られやすいといえます。
(個人的には好きなものを極めたor極めてないに関わらず優劣はないと思います。楽しければいいですよね)
わざわざアニメを馬鹿にしてくる人は、
もしかしたら…なにかコンプレックスを抱えているのかもしれませんね。
アニメを馬鹿にする人への対処法!
アニメを馬鹿にする人に、どういえばいいのか?
日本のアニメのすばらしさを伝える
日本のアニメはストーリーや独自性が受け、海外でも人気が高いものになっています。
なので、アニメを馬鹿にする人には日本のアニメのすばらしさを伝えましょう。
日本のアニメのすばらしい点は、まず
2022年のアニメ産業は収益約3兆円にまでいくなど、国内でも伸び率の高い重要な産業なところ。
収益の半分は海外からのものだそうです。参照元Branc
アニメと並ぶエンタメ分野のアイドル産業は2022年の収益が1650億円とのことなので
比較すると特に凄さが伺えますね。
収益面以外の素晴らしいところは、オリジナリティあふれる設定のものが豊富で
作品のジャンル(ファンタジー、ロボット、コメディなど他)が多いことや
子供から大人まで楽しめるストーリーや演出の深さも魅力でしょう。
海外の人が見ても日本人と同じように「かっこいい」「かわいい」「面白い」「泣ける」と共感できるアニメは本当にすごいですよね。
こういったアニメのすごさや、素晴らしいところを伝えれば馬鹿にできなくなること間違いないです。
相手の趣味を聞く
もしアニメが好きと言って馬鹿にされたら、相手の趣味を聞いて共感してみましょう。
そのうえで「あなたの好きなもの馬鹿にされたら悲しいでしょ?」と諭します。
相手がアニメに対してどんな価値観を持っているかはわかりませんし
言い返すだけでは喧嘩になってしまいます。
なので、相手の好きなものもきいて寄り添ったうえで話し合いましょう。
誰がどんなものを好きでも自由ですし、嫌いなのも仕方がないことです。
まずは話し合って理解することが大事ですね。
相手にしない
アニメが好きなのにそれを馬鹿にされて悔しいなら、相手にしないことをオススメします。
争いは同じ土俵に乗った上のもの同士でしか起こりません。
一緒になって醜い争いをすることはないですから、思い切って相手にしないことにしましょう。
自分の好きなものは自分が好きならそれでいい…。
自分は自分、相手は相手で切り離しましょう。
まとめ
世の中にはいろんな趣味・嗜好の人がいますが、どんなものでも馬鹿にはできません。
なぜなら、それを好きな人たちによって需要が生まれ産業が発展するからです。
たとえ何も生み出さなくても、その人の心の健康にはつながるので
馬鹿にして傷つけるようなことは絶対にダメです。
もし、あなたの理解の外にある『好きなもの』がある人がいたら
何も言わずに温かい目をしたままそっとその場を離れましょう。それが平和です。
ここまでありがとうございました。
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