2025年に『反撃編』を迎えたリゼロ3期。
登場人物の一人・ガーフィールの活躍も見どころですが
気になるのはガーフィールが見る『エルザの幻影』。
今回は、なぜエルザの幻影を見るのか?その意味についてまとめていきます!
この記事の内容はネタバレを含みます!注意!
ガーフィールとエルザの関係
2人の対面は『聖域編』
屋敷を襲撃したエルザと死闘
画像引用元https://x.com/HHH_HIDE/status/1367127263506915332
ガーフィールとエルザの出会いはアニメ2期となる4章『聖域編』。
4章では、聖域の解放と同時に屋敷に襲撃してきたエルザ、メイリィを退ける必要があり
スバルがその対策としてガーフィールを連れてきました。
ガーフィールはエルザの驚異的な再生能力に苦戦しながらも
再生能力の回数に限界が来るまで致命傷を与え続けます。
そして最後にはメイリィが連れていたワッグピッグという魔獣の死骸を投げつけ
エルザを下敷きにすることで倒すことに成功しました。

ガーフィールがエルザをワッグピッグの下敷きにして殺〇したのは”人を〇す感触”を和らげるため。
必要なこととはいえ、この時の経験は生々しいものとしてガーフィールを苦しめ続けます。
ガーフィールが見る『エルザの幻影』
エルザの幻影の意味
まず、アニメ3期で描かれるエルザの幻影の意味は
リゼロ小説短編集の内容を見ないとわかりづらいものになっています。
ここからは、短編集の内容も触れながらまとめていきますね!
幻影が見えだしたのは聖域を出て2か月後『土蜘蛛事件』がきっかけ
画像引用元https://x.com/rezeroyumiya/status/1847023788397056419
アニメ3期では度々ガーフィールがエルザの幻影を見ている様子がありましたね。
このエルザの幻影が見えだしたのはガーフィールが聖域を出てから2か月後のこととされています。
幻影を見始めたきっかけは聖域編後の話となるリゼロ短編集5『三馬鹿が行く!土蜘蛛編』
聖域を出てから1か月後に起きた出来事が描かれていますが、簡単にまとめると…
〇土蜘蛛編のストーリーまとめ
・オットーの里帰りにスバルとガーフィールがついていくことに
・道中、巨大な肉塊のような化け物に襲われ最寄りの町で事情説明
・化け物の名前は『土蜘蛛』と判明、なんやかんやスバルたちが討伐することに
・スバルが土蜘蛛にさらわれ、取り返すためのガーフィールの攻撃でスバルを殺しかける
・オットーの言霊の加護により土蜘蛛と対話し事態は収束、スバルも取り返せた
・しかし、ガーフィールは今回自分が役に立てなかったことを気にするように…
土蜘蛛事件で「役に立てなかった」として、ガーフィールは『自分の弱さ』『不甲斐なさ』を痛感…。
このことがきっかけでエルザの幻影を見ることになります。
エルザの幻影=ガーフィールの弱気
エルザの幻影はガーフィールの弱気がトラウマとなって出現しているものです。
ガーフィールは土蜘蛛事件後に
・エルザを倒せたのは運がよかったから、実力じゃない
・弱い自分を許せない
と考え、より強くなろうとしました。
アニメ3期でラインハルトとの初対面時も強さを証明するため殴りかかりましたが
剣聖という本物の強さを前に圧倒され「戦う前から負けた」とショックを受けました。
そこで自分の弱さに打ちのめされたためエルザの幻影を見ています。
エルザの幻影はガーフィールが自分の弱さや不甲斐なさを感じた時に出現するようですね。

エルザとの戦いはガーフィールにとって必要だけど苦い経験でした。
だからこそトラウマの象徴として強くなっているんですね。
ちなみに、ちゃんとエルザは死んでいます。
作中の「エルザは不死身の吸血鬼」の内容について気になる方はこちらの記事もどうぞ。
まとめ
エルザとの戦いはガーフィールにとって大きなトラウマ的経験になりました。
初めての殺〇、強者との戦い、そしてメイリィの悲しみ…
ガーフィールが強さにこだわるのは「弱い自分が命を奪ったこと」に対する罪悪感などの葛藤のためですね。
プリステラでは度々打ちのめされそうになるガーフィルですが、今後の成長と展開が楽しみです。
ここまでありがとうございました。
コメント