鬼滅の刃に登場する恋柱・甘露寺蜜璃、可愛くて強い、魅力的なキャラクターですよね。
これまでいくつも鬼滅の苗字の実在を調べてきましたが、今回は「甘露寺という苗字は実在するのか?」を調べてみました。
今この甘露寺という苗字が実在するのか、全国に何人いるのか、さらには由来や歴史について詳しく解説していきます。
甘露寺蜜璃とは?基本プロフィールを確認
画像引用元https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1685477703
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)のプロフィール
まず、恋柱・甘露寺蜜璃の基本情報を整理してみましょう。
甘露寺蜜璃 基本情報
- 階級:恋柱(こいばしら)
- 年齢:19歳
- 誕生日:6月1日
- 身長・体重:167cm・56kg
- 呼吸:恋の呼吸
- 出身地:東京府麻布区飯倉(現・港区麻布台)
- 声優:花澤香菜
甘露寺蜜璃は鬼殺隊最高位の「柱」の一人で、恋の呼吸を使う剣士です。
桜色と緑色の美しい髪色と、常人の8倍もの筋肉量を持つ怪力が特徴的な女性剣士。
特徴としては、非常に大食いなことと、とても明るく前向きな性格をしていることですね。
甘露寺蜜璃の背景と性格
甘露寺蜜璃には興味深い背景設定があります。
- 性格:明るく朗らか、とても惚れっぽい
- 特徴:大食いで、桜餅が大好き
- 過去:髪色や怪力で結婚を断られた経験
- 目標:自分より強い人を見つけたい
鬼殺隊に入った理由も、「添い遂げる殿方を見つけるため」という独特なものです。
他の隊員と違って鬼に家族を殺された過去がないため、殺伐とした空気の中でも一人だけ異彩を放っている癒しキャラです。
恋の呼吸について
甘露寺蜜璃が使用する「恋の呼吸」は、炎の呼吸から派生した独自の呼吸法です。
恋の呼吸の技一覧
- 壱ノ型:初恋のわななき
- 弐ノ型:懊悩巡る恋
- 参ノ型:恋猫しぐれ
- 伍ノ型:揺らめく恋情・乱れ爪
- 陸ノ型:猫足恋風
特殊な刀身を持つ日輪刀を使い、しなやかで変幻自在な攻撃を繰り出します。
甘露寺の体の柔らかさを生かした捉えどころのない剣技は、同じ柱の煉獄からも一目置かれていたようです。
甘露寺苗字の実在性を徹底調査
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甘露寺は実在する苗字
結論から申し上げると、甘露寺は実在する苗字です。
名字由来netの最新調査データによると、以下のような状況となっています。
甘露寺苗字の実在データ
- 全国人数:約50人
- 全国順位:46,543位
- 読み方:かんろじ
- レア度:非常に珍しい苗字
全国に約50人という数は、確実に実在するものの、極めて珍しい苗字であることを示しています。
地域別分布状況
甘露寺苗字を持つ方々は、主に以下の地域に分布していると考えられています。
甘露寺苗字の地域分布
- 東京都:約30人(最多)
- 神奈川県:約10人
- 静岡県:若干名
- その他の地域:散在
特に関東地方、特に東京都に集中していることが分かります。
甘露寺姓の有名人
歴史上、甘露寺姓の著名人も実在しています。
甘露寺姓の有名人一覧
- 甘露寺受長:明治時代の華族(1880-1977)
- 甘露寺満子:歴史上の人物(1885年生)
- 甘露寺忠長:近代の人物(1909年生)
- 甘露寺仁房:現代の人物(1995年生)
どの方も歴史上に名前が残る方ばかりです。
鬼滅の珍しい苗字の中でも、意外と例の多い苗字と言えますね。
甘露寺家の由来と歴史的背景を深掘り
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甘露寺家の歴史的背景
甘露寺家は、平安時代から続く由緒ある貴族の家系の苗字だそうです。
その歴史は1000年以上に及び、日本の貴族社会において重要な地位を占めてきました。
甘露寺家の基本情報
- 家系:藤原北家勧修寺流の嫡流
- 家格:公家の名家
- 華族:伯爵家
- 起源:平安時代中期
天皇に仕える家柄としては名家で、貴族階級でいえば伯爵という、なんとも立派な家の苗字!
後述する藤原家勧め修寺流の嫡流とされています。
藤原北家勧修寺流について
甘露寺家は藤原氏の中でも特に名門とされる「藤原北家勧修寺流」の嫡流です。
勧修寺というのは、藤原家の一人が建てたお寺の名前で、貴族の派閥や家柄を表す言葉にもなっているそうです。
この流派からは多くの公家が輩出され、朝廷において重要な役割を担ってきました。
- 祖先:藤原良門の子孫
- 始祖:権中納言藤原為輔
- 名乗り始め:為輔が最初に甘露寺と号した
- 発展:鎌倉・室町時代を通じて栄える
藤原良門は、孫娘が天皇の生母にもなった由緒正しい官吏の家の人間です。
名前の由来はお寺です。ここからは、名前の由来を解説しましょう。
甘露寺という名前の由来
「甘露寺」という名前の由来は、藤原為輔が建てたお寺です。
藤原為輔は、朝廷で実務を執り行うエリートであり、その後も昇進を重ねたことから
甘露寺という名前が名家にまでなったという経緯があります。
時代の流れによって子孫は甘露寺以外の苗字を名乗ることが多かったそうですが、
南北朝時代に家名の統一のため、甘露寺が代々まで受け継がれるようになったそうです。
現在の甘露寺姓
現在の甘露寺姓を持つ方々は、必ずしも全員が甘露寺家の直系というわけではありません。
しかし、その多くは歴史的な甘露寺家と何らかの関係を持つと考えられています。
現代の甘露寺姓について
- 関東中心:東京都・神奈川県に多く分布
- 家系の多様性:直系から分家まで様々
- 職業:一般的な職業に従事
- 文化継承:一部で伝統文化を継承
もともとの発祥がお寺であり、天皇家にも縁のあるものとされているため
甘露寺の苗字を持つ方は歴史的に見てもかなり素敵なものですね。
まとめ
甘露寺の苗字は、鬼滅の中でもかなりしっかりと実在が確認できる苗字です。
名前の由来もお寺で、しかも歴史に関係があるので、かなり由緒正しい苗字と言えるでしょう。
鬼滅の甘露寺も実家がかなり裕福なため、もしかしたらこのあたりの設定を含んでいるのかもしれませんね。
ここまでありがとうございました。
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