こんにちは!毎度ありがとうございますカピたろうです!
最近は20年以上前のアニメがリメイクされて放送中、なんてことが多くなりましたね。
子供の頃に大好きだったアニメがもう一度見れる喜びは言葉にはできませんが
いざ放送されると「昔とあまりに違い過ぎる!失敗だ」と厳しい意見ばかり聞こえてきます。
ではなぜアニメのリメイクには否定的な意見が多いのでしょうか?
今回は「アニメのリメイクが失敗だと言われる理由」について個人的な考えをまとめていきます。
まず、アニメのリメイクが増えるのはなぜ?
影響力のある年齢層に観てもらうため
アニメのリメイクが増えるのは、若い世代の人口が減っているためと考えられます。
今は昔と比べアニメーションの生産性も向上し、漫画だけでなく映画や書籍のアニメ化も盛んになりました。
新しいアニメを作るのは難しいことではないはずです。
しかし、新しいアニメは内容を誰も知らないので話題性に欠けます。
もし観てくれる人がいなければ仕事にならないのでアニメ制作に携わる人も困るわけです。
今の日本は少子高齢化、つまり子供よりも大人の数が多くなりました。
より多くの人にアニメを観てもらおうと思ったら、ターゲットは20代から40代くらい…。
子供向けの新しいアニメを作るよりも、今の大人向けの方が見てもらいやすいという狙いがあるんですね。
もちろん他にも
・大人の方がアニメのグッズやイベントにお金を使ってくれる
・原作が終了していたり、人気作だったりすると話題性でSNSなどで拡散されやすい
・昔のアニメを観ていた元々のファンに加えて新しいファンを増やすため
などの理由が「アニメのリメイクが増える理由」として考えられます。
アニメのリメイクは”必ず”失敗に終わる?
アニメのリメイクが必ず失敗するのかというと、答えは×。
まず、このアニメのリメイクに対して「失敗だ」という意見を持つのは『リメイク前のアニメを観ていた30代から50代の人』。
今の10代から20代の人は、アニメのリメイクを「面白かった」という人が大半だと思われます。
このことから分かるのは「失敗だ」と言う人はリメイク前を当時リアルタイムで見ていて、リメイク作で比較しているということ。
リメイクしか知らない人にとっては比較対象がないので新鮮な気持ちで観られますが、
リメイク前を見ている人にとっては
①初めて観たときの衝撃や感動
②思い出や懐かしさによって美化されている
③やっぱり最初(リメイク前)が一番というこだわり
があり、時代に合わせて変化したリメイク作への違和感から「失敗だ」と思ってしまいやすいのではないかと思います。
実際、映像も声も脚本もなにもかも失敗だらけだったリメイク作品があるか?というと、あまり思い浮かばないですよね。
なので、失敗だと思ってしまうのは『昔と今を比べてしまうため』であって
必ずしもリメイク作自体が悪いわけではないんですね。
アニメのリメイクに失敗が多いと言われるのはなぜ?
実は…大きく失敗した作品は少ない
アニメのリメイクには失敗が多いと言われていますが、実は「リメイクされた絵・脚本・声・その他全部まるっと失敗」という最悪の作品はあまりありません。
なぜかというと、否定的な意見以上にリメイクされた作品に対する意見に肯定的な意見が多いためです。
動画サイトやSNSで見られるリメイクに対する反応
リメイクに思うところはあるけど、今の時代は規制が厳しいのに見せるところは見せていてアニメ制作陣の熱意を感じる。
原作と違った展開・令和の時代に合わせた小道具や設定の変化は残念だったが、オリジナルのストーリーは面白かった。
このような意見が見られるため「誰がどう見ても失敗だった」という作品はあまりないことが分かります。
「いやいや、リメイクは失敗ばっかりでしょ!」という人のために例をあげると、
最近なら『トライガン』『うる星やつら』『ダイの大冒険』の3つが失敗と言われていますが…SNSではこんな評価もあります。
トライガンは原作が至高だけど、TV版もまぁ中々良かった。リメイクは新約という意味でアリだったかもしれないけど、ちょっと最後まで煮えきらなかったのが残念ではあった
— 湯飲み (@sencha_inYunomi) May 28, 2023
うる星やつらリメイクは個人的にめちゃめちゃ成功例だと思ったけどやっぱり最後まとめ方が雑というか……今後次第で2期やるかも〜?みたいな無理矢理な終わらせ方だったからなぁ。グルグルも駆け足だったし。昔みたいにアニメの本数が少なくない分、余裕を持って作る事ができないんだろうな……
— ネイ (@nei288) June 29, 2023
ダイの大冒険リメイクはほんと良かったね…分かってる人達が作った傑作…
— ねこ🐱 (@neko55go) June 29, 2023
多少の違和感がありつつも「良かった」としている人たちもそれなりにいますね。
アニメ制作の事情や最近の規制による問題などで、リメイク前と表現に違いが出てしまうのは仕方ないと受け入れている方が多い印象でした。
このことから、アニメのリメイクが失敗ばかりというわけではないことがわかるかと思います。
失敗だと思っているのはもしかしたら少数、ひょっとしたらあなただけかもしれないんですね。(流石にそれはなさそうですが)
それでも「失敗」の声が多いと感じるのは
「一番最初に見たアニメが最高だった」というこだわりの気持ちが強い声が大きいから
…ではないでしょうか。
まとめ
昔見たアニメがリメイクされると嬉しい反面、当時と比べて複雑な気持ちになることってありますよね。
私も好きなアニメのリメイクが出るたびに不安な気持ちになります(笑)
でも、リメイク前とリメイク後はそれぞれ違った良さを楽しめるのでいいですよね。
ここまでありがとうございました。