リゼロのスバルがかわいそうすぎる…いつか強くなる?

アイキャッチ アニメ

リゼロの主人公、スバルはかわいそうなキャラとしてファンの間で語られますね。






実際、異世界ものにあるまじき苦労をしているので、本当にその通りなのですが・・・。

ただ、そのことを語れる場所ってないんですよ。





今回は、同じ考えを持った同志の皆さんに向けて、私が感じるスバルの魅力やかわいそうな部分をまとめていきます!





スバルって一体何者?~普通すぎる主人公の魅力~

引用画像リゼロ公式
画像引用元リゼロ公式サイト




『Re:ゼロから始める異世界生活』の主人公、ナツキ・スバル。







今回は、作中で最もかわいそうといっても過言ではない彼について語っていきましょう!

アニメ4期も決まって、いい加減真剣に愛を語りたくなったので!!




正直に言うと、私は普段アニメをそこまで真剣に見るタイプじゃないです。

週に数本見る程度で、深く考察したりキャラクターの心情を読み取ったりしません。







でも、リゼロのスバルには完全にやられてしまった。

なぜかというと、彼があまりにも「普通」だからです。





ナツキ・スバルは17歳の高校生で、現代日本からいきなり異世界に召喚されました。

特別な才能もなく、運動神経も平凡、勉強もできない。

異世界転生もののお約束である「チート能力」も最初は何も持っていない。

コンビニ帰りにいきなり異世界に飛ばされて、最初は何が起こったのかわからないままストーリーが進みます。







このスバルの「普通さ」が、私のような視聴者にとってものすごくリアルに感じられます。





多くの異世界アニメの主人公って、チート能力はあるし可愛いヒロインをたくさん連れて大した苦労もしない感じですよね。(すべてがそうではないですが)





でも、原作4章で過去が明らかになりますが、スバルって普通の高校生なんですよね。

リアルな悩みを抱えた、何にももたないただの人間なんです。







小器用なので、裁縫とかこまごました特技はありますが、チートと呼べるものは全くありません。




そして何より印象的なのは、スバルの性格です。

彼は基本的に善人で、困っている人を見ると放っておけない。でも同時に、承認欲求が強くて、格好つけたがりで、時には空回りする。

エミリアを助けたのも、最初は純粋に「困っているから助けたい」という気持ちから…。

この動機が等身大の人間らしい感じが、スバルの大きな魅力ではないでしょうか。








「死に戻り」という残酷すぎる能力~かわいそうなスバルの現実~


スバルが持つ唯一の特殊能力「死に戻り」について話すと、これがまた本当にかわいそうな能力なんですよね…。

死んだら特定の時点に戻れる、と聞くと一見便利に思えるかもしれないけど、リゼロを観るとこれほど残酷な能力はないと思います。




まず、死ぬときの痛みや恐怖は完全に覚えている。

エルザに腹を切り裂かれたときの痛み、魔獣に食い殺されたときの恐怖、毒で苦しんで死んだときの苦痛。全部記憶に残る。

しかも、死んで戻ったら周りの人は何も覚えていない。スバルだけが、その辛い記憶を一人で抱え込まなければならない。





2期の白鯨戦でのことを思い出すと、本当に胸が苦しくなります。

レムの存在自体が消去されてしまったとき、スバル以外の誰もレムのことを覚えていないんですよね。

スバルは一人でその事実を抱え込んで、必死にレムを救おうとする。でも誰にも理解してもらえない。この孤独感は、見ているこっちも辛くなります。






さらに残酷なのは、死に戻りのことを誰にも話せないことです。

話そうとすると「魔女」に心臓を掴まれて、激痛に襲われる。

つまり、この能力について相談することも、助けを求めることもできない。

わけわからん敵に襲われて助けを求めたくても事情を離せない、全部一人で抱え込まなければならないのって辛いですよ…。







原作を読んでいると分かりますが、スバルは死に戻りを重ねるたびに精神的にボロボロになっていきます。

特に第4章では、何度死に戻りをしても解決策が見つからず、心が折れかける描写がありました。







何章でもスバルがピンチになる展開がありますが、見ていて本当にかわいそうです。







でも同時に、これがスバルの魅力と良さなんですよね。

普通の人間が、これだけの重圧を受けたら、心が壊れるのは当然。

スバルが時々取り乱したり、間違った行動を取ったりするのは、彼が人間である証拠です。

完璧な主人公だったら、こんなに感情移入できなかったでしょう。










挫折から立ち上がる姿に心打たれる~スバルが強くなる理由~




スバルの一番の魅力は、どんなに辛い状況でも最終的に立ち上がること。

というか、原作者の長月先生の物語の見せ方が上手いのだと思いますが、絶望から希望へ状況が好転していく場面は、毎回涙まみれになります。






スバルは確かに弱くて、不用心だし「あちゃ~」って思うやらかしもします。

何度も心が折れるし、間違いも犯す。でも、絶対に諦めない。この諦めの悪さと、純粋な仲間を助けたい気持ちがグッときます。




特に印象的なのは、第3章のレム回。

スバルは完全に心が折れて、レムに一緒に逃げようと提案する。

でも拒否されて、さらに落ち込む。そのとき、レムがスバルを諭すシーンは何度見ても泣けるし、スバルの成長にとって重要な転換点でした。

(このシーンで私はスバル君を推すと決めました)





スバルが強くなる過程で大切なのは、一人で頑張るのを止めたこと。

最初の頃は、死に戻りの秘密を抱え込んで、一人で全てを解決しようとしていましたね。

スバルの事情を考えれば当然なんですけど、でも段々と、仲間を信じて、頼ることを覚えていく。






ユリウスとの関係もそうですね。

最初は一方的に敵視していたユリウスを、最終的には信頼できる仲間として認める?ようになる。






原作の第6章、監視塔編では、スバルの成長がより顕著に描かれています。

この章、スバルが初めて自分を認められたんですが、その経緯もまた人間らしいんです。





すごい能力や発想じゃなく、泥臭くあがいてつかみ取る希望と勝利…。

異世界ものにあるまじき人間味のあるキャラクターであるスバル、マジでずっとかわいそうなんですけどかっこいいんですよね~!








これからリゼロを見る人に伝えたいスバルの魅力!「強くはならない」こと

引用画像リゼロアニメ
画像引用元X



これからリゼロを見ようと思っている人、特に4期から見始めようと考えている人に、スバルの魅力を伝えたいと思います。





まず言えるのは、スバルは決して完璧な主人公ではないということ。むしろ、欠点だらけで、時にはイライラさせられることもあります。でも、それが彼の最大の魅力!






スバルは、私たちが日常で犯しそうな失敗をするし、非常に現実的で身近な異世界体験を感じさせてくれます。





特に、現在自分に自信が持てない人や、何かに挑戦することを躊躇している人には、スバルの姿が励みになるはずです。

弱くてダメダメな部分がたくさんあるからこそ、応援したいし好きになれる要素があるんだと思います。





アニメを見る際の注意点として、スバルは時々本当にイライラさせられる行動を取ることがありますし、心は成長しますが武力面で強くなることはないです。

どこまでいっても等身大、それがスバルです。






ただ、イライラするからと見るのを止めないでほしいんです。

それを乗り越えた先にあるストーリーは、本当に胸に来るものがあります!








まとめ

リゼロのスバルがかわいそうすぎる、というのはもう1章から最新章までずっと言われています。



私も否定しません。マジでかわいそうすぎて見てられないです。

でも、それを乗り越える過程も素晴らしいし、ふとした時の思考が共感できるというか、リアルなので本当に胸を打ち抜いてくるんですよ…。





あ~、魅力とか好きなところ、語りきれないですね!

私は、スバル君が推しだ~!!




ここまでありがとうございました。

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この記事を書いた人
カピたろう

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