皆さんこんにちは、カピたろうです!
実は最近アニメの情報を見ていてふと気になったことがあるんですが『吸血鬼すぐ死ぬ』と『ヘルシング』ってなんとなく似ていませんか?
どうやら似ていると感じるのは私だけではないようで、SNSでも「似ている」という声がちらほら…。
今回は『吸血鬼すぐ死ぬ』と『ヘルシング』がなぜ似ているのか?作者同士の関係は?についてまとめていきます。
似てるような気がしてモヤモヤしてる、という人はぜひご覧くださいね!
『吸血鬼すぐ死ぬ』と『ヘルシング』どのくらい似ているの?
さて、吸血鬼すぐ死ぬとヘルシングは一体どのくらい似ているんでしょうか。
まず、一番似ているなあと感じるのは『吸血鬼すぐ死ぬ』のロナルドと『ヘルシング』のアーカードというキャラクターです。
キャラクターを知らないという方もいるかもしれないので、この2人のビジュアルがわかる画像を引用してきました。
左の画像がロナルドで、右は赤いコートのキャラクターがアーカードです。
この画像だと分かりづらいかもしれませんが2人のキャラクターの特徴がよく見えるモノを選びました。
ちなみに、この2人のキャラクターが似ていると思われるポイントは以下の通りです。
・赤いコート、帽子
・銃
・『吸血鬼』が関わるストーリー
共通点は3つと少ないですが、赤いコートの感じや銀色の銃などのビジュアルが結構似てませんか?
自分だけが似てると感じているなら気のせいかも…と思えますが「似てる」と感じる人はツイッターでもちらほらいるようです。
吸血鬼すぐ死ぬのロナルド君、見た目はDMCのダンテとヘルシングのアーカードがモチーフよな、とは思うけど似てるとモチーフにしてる?はまた違うと思っているわけで
— 紅珠 (@kouju_bonjiri) January 3, 2022
他にも『吸血鬼すぐ死ぬ』にはヘルシングという名前のキャラクタ―も登場し、また別のキャラクターに似ているという意見もありました。
ここまで言われると2つの作品の作者にはなにか関係があるのでは?と思いますよね。
気になったので調べてみました!
作者2人の関係とは?
まずは『吸血鬼すぐ死ぬ』の作者である盆ノ木至先生について見ていきましょう!
吸血鬼すぐ死ぬ/盆ノ木至
掲載誌…週刊少年チャンピオン
掲載年…2015年
出版社…秋田書店
アニメ化…2021年
デビュー作…吸血鬼すぐ死ぬ(2023時点休載中)
お次は『ヘルシング』の作者である平野耕太先生についてです!
HELLSING/平野耕太
掲載誌…ヤングキングアワーズ
掲載年…1997年~2008年
出版社…少年画報社
アニメ化…2001年
デビュー作…COYOTE反逆のレジスタンス(フランス書院/掲載は1994年)
2人の経歴を見る限り、職場での繋がりはありませんね。
作品同士のコラボなどの情報も皆無です。
デビューの年も違えば掲載誌や出版年もまったく違うので、関係性は見られません。
2人の個人的な交流についても調べてみましたがSNSなどで見る範囲ではなさそうでした。
結論として、作者2人はまったく関係ないということになります。
2つの作品が「似ている」と言われるのはナゼ?
実は、2つの作品に共通する『吸血鬼』には元ネタともいえるモノが存在します。
それがイギリスの作家ブラム・ストーカーの書いた小説『吸血鬼ドラキュラ』です。
出版は1897年とかなり古く、今でも国内外問わず多くの作品に影響を与えている作品になります。
『吸血鬼ドラキュラ』は吸血鬼が題材であり、作中にはヘルシングという名前のキャラクターが登場します。
今回の2つの作品はこの小説の内容を組み込んだもので間違いないでしょう。
服装や銃については、吸血鬼が赤を連想させるものであることや、”銀の弾丸が吸血鬼を倒せるものである”という言い伝えから共通したものと思います。
つまり吸血鬼すぐ死ぬとヘルシング、2つの作品はともに『吸血鬼ドラキュラ』の内容を組み込んでいるから「似ている」と言われるんですね。
まとめ
吸血鬼すぐ死ぬとヘルシングは本当に似てますよね。
2つの作品はジャンルも作風もまったく違いますが、お互いビジュアルのカッコよさが際立っています。
私は先にヘルシングを知っていたのですが、吸血鬼すぐ死ぬのビジュアルを初めて見た時は既視感を覚えすぎて「作者2人が仲がいいんだろうな」と思ってしまったほどでした。
調べてみたら、まったく関係がないのでびっくりしましたね(笑)
ここまでありがとうございました。