【焼き目がつかない編】初めてのパン作り失敗4つとおいしくする方法

パンの材料 生活

カピたろう
カピたろう

今回は、パン作り初心者さんのための内容としてパンに焼き目がつかない編をお届けします。(今回の内容で全4編のパンについての内容は一応おしまいです)

私が普段作っているパンのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考までに!

パンに焼き目がつかない編

何度焼いても手作りパンに焼き目がつかない…


パン作りに慣れない頃はそんなお悩みをお持ちの方も多いでしょう。


どうにかしたくても何がいけないのかわからないし何度も失敗するのは嫌!!



なんて方のために、初心者だった私がやったことを3つ紹介します。

焼き目がつかないと悩んだ時にやったこと3つ

1、オーブンは予熱する

パンを焼く前にオーブンはきちんと予熱しておきましょう。

予熱していない状態で焼成にかかるとオーブンの中の温度が低い状態からはじまるので庫内が温まるのに時間がかかり、なかなか想定していた温度に達しないので焼き上がりが不十分になってしまうのです。


例えば200度で10分焼こうとして予熱せずに焼成にかかると、オーブンの中が200度になるまでに3~4分かかってしまい、結局200度でおよそ6分しか加熱できていない…ということになります。

焼成が不十分になると焼き目はつかないので、パンを焼く前は予熱することをオススメします。

カピたろうの失敗談
どうにかして焼き目をつけたくて、ちまちまオーブンを開けながら時間を追加しまくってたことがあります。(途中でオーブンを開けると温度が下がっちゃうのでしないでくださいね!)

温度を上げたり下げたりを繰り返していたので庫内の温度が不安定になり、もちろんおいしいパンは出来なかったです。

2、正しい温度を把握する

お使いのオーブンの機種によっては同じ温度でも焼き加減に差が出るので、オーブンのくせは把握しておきましょう。

レシピ本に書いてある通りの温度で予熱しても、オーブンによっては温度が低い場合が多いです。


私の場合は予熱と焼成の温度を40度上げ時間を短くして焼いたところ上手くできるようになりました。しっかり焼ければもちろん焼き目もつきます。

正しい温度を見分けるのは大変ですが、温度計を用意するか経験を重ねるかして、しっかりオーブンのくせを確認していきましょう。

カピたろうの失敗談
家のオーブンを買い替えてからしばらくはパン作りがうまくいかなかったです。温度計でも持っていたら楽だったのかもしれませんが、そこは意地で乗り切りました。

3、天板に並べすぎない

パンを天板に並べるときは、くっつかないように間隔をとります。

パンをぎゅうぎゅうに並べてしまうと、焼き上がったとき膨らんだパン同士がひっついて見た目が汚くなったり、均一に加熱できなかったりします。

天板に並べるなら、テーブルパンの場合は最大8個まで。

2倍に膨らむことを頭に入れて間隔をとりましょう。

カピたろうの失敗談
パン生地を大量に作ったものの、焼く工程を何回も繰り返すのが面倒で天板に詰め込んで焼いたことがあります。失敗といっていいのか分かりませんが、完成品はちぎりパンでした。

カピたろう流! 深く考えないパンの作り方(テーブルパン)

さて、ここからは私が普段作っているパンのレシピをご紹介したいと思います。
しかし素人の作り方なので、もしプロの方がおられたら温かい目で見てやってほしいです。

何度も失敗してたどり着いた私のレシピ、どうぞ肩の力を抜いてご覧ください…!

材料

パンの材料
テーブルパンの材料です

・強力粉    230g
・水(ぬるま湯)  140∼160cc(140ccだとこねやすいです)
・バター     20g
・きび砂糖    大さじ4
・ドライイースト 小さじ1と1/3
・塩      小さじ1/3

一次発酵までの流れ①∼⑤

①ドライイーストはぬるま湯に入れて混ぜます。

バター以外の材料をボウルに入れて、①を加えます。よく混ざったらまな板など台の上に出して最低15分はこねます。

こね方のコツ

台に生地をこすりつけるように、手前から奥へと手のひらを使ってこねます。

生地がべたつくならカードを使うか『生地を持ち上げて台に落とすように叩く』を繰り返してグルテンの生成を促します。

パンのこね具合の確認
こね終わったら、こね具合の確認

③バターを加えて生地に混ぜ込みます。※バター(油脂類)はグルテンの生成を妨害してしまうので、このように後入れします。

④こね終わったら生地を指でつまんで伸ばし、こねが十分か確認します。伸ばした時裏側の自分の指が透けて見えたらOK。生地が破れてしまうようならもう少しこねます。

⑤生地をボウルに入れてラップをかぶせて一次発酵へ。(この日は40分一次発酵しました)

一次発酵終わり、二次発酵までの流れ⑥∼⑨

フィンガーチェック
一次発酵終わり、フィンガーチェックです

⑥生地が2倍に膨らんだらいったんフィンガーチェック。人差し指に小麦粉をつけて真ん中に指を差し込みます。

指を離しても穴が塞がらなければ一次発酵終了

⑦ボウルの中の生地にパンチしてガスを抜きます。

⑧生地を台の上で少しこね、ガスを出しきります。

⑨生地を8等分してそれぞれ丸めたら天板の上に間隔をあけて並べます。そして二次発酵へ。(この日は30分二次発酵しました)

2次発酵前
団子を作るときのように丸めたので表面がぼこぼこしてますがお気になさらず!

二次発酵終わり、焼成まで⑩∼⑫

2次発酵後
二次発酵終わり、フィンガーチェックをしましょう

⑩生地が2倍に膨らんだら、生地の表面を指で軽く押してみます。

生地がゆるーく押し戻ってくれば二次発酵終了。

⑪二次発酵が終了したら、オーブンを200度に予熱します。

⑫予熱が終わったら生地を乗せた天板をオーブンに入れて16分焼成します。焼き上がりまで残り4分くらいになったら、焼きムラができないように天板の向きをかえます。

完成⑬

焼きたてのパン
焼きたてはアチアチです。

⑬焼きあがったらオーブンから出して冷ますか、我慢できなければ食べましょう!

焼きあがったパン
焼きたてを割ってみました

以上で終わりです。

まとめ

パン作りは慣れないうちは失敗が続きますが、コツを掴めば毎日でもおいしいパンが作れるようになります。

脱初心者!脱ぱさぱさのパン!

もっとおいしいパンを焼けるように、お互いに頑張りましょう。

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