最近では、『小説家になろう』発の作品があふれていますよね。
「とりあえず見てはみたけど、ワンパターンでもう飽きた…」そんな方も多いはず。
でも、暇な時にサクッと見られるので”悪役令嬢もの”は便利でやめられないもの。
今回は、ちょっと一味違うオススメの悪役令嬢ものを紹介していきます！
なぜ多い？『小説家になろう』の”悪役令嬢もの”とは
『小説家になろう』でよく描かれるジャンルの1つ
“悪役令嬢もの”とは
誰でも自分の書いた小説を投稿できるサイト『小説家になろう』で掲載されるジャンルの1つ
小説家になろうでは他にも”異世界転生”や”俺tueeeee”などのジャンルが存在します。
ちなみに「悪役令嬢ものがどんな内容か」というと
前世でトラックにひかれるなどして死んだ主人公が転生し、気がつくと
とある女性向けゲームの”ヒロインと攻略対象の恋を邪魔する悪役キャラ”になってしまっていた。
というもの。
主人公が前世で亡くなるまでの経歴や特技など、亡くなり方も様々。
物語の展開も多岐にわたり、悪役に生まれ変わった主人公が溺愛されたり領地開拓したり…。
とはいえ、基本的には
「悪役に生まれ変わってしまったことで降りかかる災難をどう乗り越えるか」が見どころのジャンルですね。
短編集を集めたアンソロジーなどもあり、今は作品数も多いジャンルですね
最近はどの時期に発売する漫画・放送するアニメにも一作は目にする悪役令嬢もの、
どうしてこんなに増えたのか？をここからはまとめていきましょう。
なぜ人気？作品が増えた理由
悪役令嬢ものが増えた理由としては、大きく3つが考えられます。
・「悪役になった主人公が破滅を回避するまでの痛快ストーリー」のわかりやすさ
・物語が中世ヨーロッパ風でなじみやすい
・魔法や転生、チートなど要素を足しやすい物語の自由度
作家側からすれば書きやすく自由度の高いジャンルであり、
駆け出しの新人からベテランまで参入しやすいものになっています。
読者的にも舞台がヨーロッパ風で「なじみやすく読みやすい」と受けがよいので、
書籍も売れやすい…といった感じでしょうか。
ここ最近ではアニメも増加し、見ない月はなくなりましたね。
「毎週何かしら悪役令嬢ものは見てるなあ」という方は多いはず。
ちなみに悪役令嬢ものが多くみられる理由は
「どんなに忙しくてもサクッと見られてストレスがない単純さがいい」からでしょう。
娯楽として手軽なので人気というわけですね。
でも最近は増えすぎてワンパターンなものばかり…飽きてきた
しかし最近は作品数も増え、中には特に面白さを感じないものも…。
ここからは、そんなあなたにもオススメできる一味違う悪役令嬢ものの漫画を紹介していきます！
【今読みたいオススメ 選＋α】一味違う！悪役令嬢もの作品紹介
ワンパターンでうんざり…なんて言わせない！今だから読みたい悪役令嬢もの
悪役令嬢の中の人～断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします～
画像引用元Amazon.com
主人公はガチの悪役！でも転生者エミに救われ、冤罪をかけられたエミのための復讐が痛快！
あらすじは以下の通り↓
主人公の悪役令嬢レミリアの体に転生してきた前世日本人のエミ。
レミリアの体に憑依する形で転生したエミは
ゲームの悪役だったレミリアを推しており、
レミリアを幸せにしたい！と持ち前の善性で周囲を救っていく。
そして、意識の内にいるレミリアもまたそんなエミに救われていた。
やがて誰からも好かれ、憧れの的にもなるエミだったが
同じく転生してきたヒロイン・ピナによって陥れられ心を閉ざしてしまう。
久しぶりに意識が浮上したレミリアは、冤罪をかけられたエミのため復讐を始める。
この作品の見どころは、主人公のレミリアがマジの悪なところと痛快な復讐劇。
そして登場人物たちの表情の豊かさ。
話の展開が面白いのはもちろんですが、
原作の内容をうまく織り込みオリジナリティも追加した本作。
漫画の絵の美しさや表現も相まって読み応えのある作品になっています。
残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.
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破滅まで残り一日で大逆転⁉怒涛の展開に目が離せない！
あらすじは以下の通り↓
主人公・公爵令嬢アレクサンドラは
婚約者の王太子の心を奪われ、嫉妬のあまりヒロインに悪意を振りまいてしまう。
そんなある日、自分がとあるゲームの世界の悪役令嬢であることに気がつく。
しかもこのままだと24時間後に自分は婚約破棄され断罪されてしまう…。
ヒロインはすでに攻略対象を全員攻略済みで危機的状況！
アレクサンドラは破滅回避のため
24時間でフラグをへし折り、王太子とヒロインに「ざまあ」するために奮闘する。
この作品の見どころは24時間で詰みの状況から大逆転するスピード感。
主人公のアレクサンドラがわずかな時間で暗躍し、
実はものすごく性悪なヒロインとクソ王太子を「ざまあ」するまでのストーリーが最高です。
絵がキレイなのはもちろんですが、登場人物たちの細かい活躍ぶりも魅力。
ボリュームは少ないながらも細部までしっかり楽しめる作品になっています。
悪役令嬢の矜持～婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。～
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主人公は今まさに破滅する悪役令嬢！その裏側が泣ける…
あらすじは以下の通り↓
主人公の元平民ウェルミィ・エルネストは、後妻として迎えられた母とともに伯爵家の一員になる。
そんなウェルミィには義姉ができたが…
家でも入学した貴族学校でも義姉を虐げ、婚約者は奪い
家の後継者の立場まで乗っ取り、
最後には冷酷と言われる魔導卿と婚約をとりつけ売り飛ばした。
しばらくして、魔導卿から夜会の招待状が届く。
出向いた夜会では魔導卿の婚約者の発表と伯爵家への断罪が始まって…しまったが
この断罪劇はすべてウェルミィの思い通りだった！
ウェルミィの思惑とは？断罪劇から始まる悪役令嬢の献身のストーリー。
この作品は、断罪劇から始まる悪役令嬢の策略について順を追って紐解くストーリー。
テンプレとは程遠い展開が見どころ抜群。
断罪劇から明らかになる『とある人物の悲しいまでの献身』と『登場人物の強い絆』を描いた本作。
結末を知れば涙が出てしまうこと間違いなし！
今までの悪役令嬢ものの流れを打ち壊す魅力があります。
【＋α】これもオススメ！悪役令嬢ではないけれど…
高飛車皇女は黙ってない
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悪役令嬢テンプレを読みつくした人にオススメ！定番だけど視点が違う爽快ストーリー
作品のあらすじは以下の通り↓
男爵令嬢と王太子による婚約破棄騒動が起きた学園の中庭…。
ざわざわとよどめく観衆の中から、突如現れる隣国の皇女クローディア。
クローディアはあっという間にその場を支配すると、
王子や男爵令嬢に現実を突きつけ圧倒し場を収めてしまう。
そして従者のベリルを引き連れて去っていくクローディアは
引き続き令嬢たちの間で起こるトラブルを薙ぎ払っていく。
主人公はの立場は、悪役令嬢の断罪劇を横から見る位置。
圧倒的存在感でトラブルに介入し
ぴしゃりと現実をたたきつけ問題を解決する様は爽快でカッコイイ！
主人公クローディアの視点から見る「どこかで見た茶番」が魅力で
定番ながらも違った展開が面白いストーリーになっています。
この作品は悪役令嬢ものではないけど、面白かったのでぜひオススメしたくて…
もし興味がわいたら、ぜひ読んでみてくださいね！
まとめ
悪役令嬢ものをはじめ、なろう発作品は今溢れにあふれて「これは面白い」と思えるものがなかなかないですよね。
今回紹介した作品は、テンプレとは一味違ってあっさり読めるものの読みごたえは抜群。
ワンパターンでもううんざり！悪役令嬢もので面白いものってないの？という方には特にオススメ。
もし興味がわいたらぜひ読んでみてくださいね！
ここまでありがとうございました。
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