【黄泉のツガイ】ツガイ一覧!元ネタや名前の由来を徹底解説

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荒川弘先生の最新作『黄泉のツガイ』。

2026年4月にTVアニメが放送スタートし、話題になっていますよね。



なんといってもこの作品の最大の魅力は、個性豊かな「ツガイ」たちの存在ですが、日本の民間伝承や神話、イソップ寓話まで元ネタが盛りだくさんって知っていましたか?



本記事ではツガイ一覧と名前の由来を徹底解説します!






黄泉のツガイの『ツガイ』とは?

まずは作品の基本情報と、ツガイという存在をおさらいしていきましょう。


「ツガイ」とは、『黄泉のツガイ』の世界に登場する「ふたつでひとつの対なる存在」のことです。



妖怪のような、幽霊のような、霊的な存在であるツガイは必ず2体でペアを組んでおり、それぞれ異なる能力や性格を持っています。

人間はこのツガイと「契約」してツガイを使役する「ツガイ使い」となり、ツガイの力を戦いや日常に活かします。

ツガイには「本尊」と呼ばれる依代(よりしろ)が存在しており、石像・藁人形・日用品など様々なものがその対象になります。


私がこの作品を読んで最初に感じたのは、「ツガイのデザインが一体ずつ全然違う!」という驚きでした。

動物・鬼・抽象的な概念まで、同じ「ツガイ」というカテゴリでこれだけ多様性があるのは、荒川先生の発想力の豊かさを感じますよね。






ツガイ一覧&元ネタ

ここからはアニメに登場したツガイを中心に、一体ずつ詳しく解説していきます。

それぞれの元ネタや名前の由来も掘り下げているので、ぜひ最後まで読んでみてください!

左右様(さゆうさま)

引用画像左右様
画像引用元https://x.com/63194JP/status/2058516875781566969?s=20

主:ユル 個体名:右/左 本尊:東村入口の狛犬の石像

東村の守り神として400年以上にわたって祀られてきた、作中最初に登場するツガイです。

元々が岩でできているため非常に頑丈で、並みの攻撃はほとんど効きません。

攻撃手段は常に素手。

殴る・蹴るだけで十分すぎるほどの威力を持っており、まさに「力こそ正義」といった戦闘スタイルです。

嗅覚も非常に鋭く、特に血の臭いを得意とするほか、光の竜のような姿で空を飛ぶことも可能。



さらに右と左は「解」と「封」の力に深く関わる特別な力を持つとされており、物語の核心に関わる存在として描かれています。

本来は「解」と「封」の第三者的な制御装置として存在すべき存在であり、ユルが主人になっていることを危惧する声もあります。


名前の由来は「阿吽」のモチーフ

左右様のモチーフは「右」と「左」ですが、元ネタは狛犬との見方が強いです。



これは神社の入口に立つ狛犬が「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」であることと一致しており、口を開く「阿」は“ひらく”の力を、口を結んだ「吽」は“とじる”の力につながる意味を持ちます。

本尊が狛犬のような石像であることとも見事につながっていて、設定の作り込みに唸らされます。



ちなみに「阿吽」は「始まりと終わり」の概念のシンボルであり、「ふたつでひとつ」というツガイそのものとも深くリンクしていますよね。


ガブリエル

引用画像ガブリエル
画像引用元https://x.com/WbWgvc/status/2054470754025218254?s=20

主:ガブちゃん 個体名:ガブリエルⅠ世(上顎)/ガブリエルⅡ世(下顎) 本尊:不明

上顎と下顎で対をなすユニークな姿のツガイ。



ガブちゃんのハンドサインと連動して相手に噛みつき、並みのツガイなら容易く食いちぎれる強力な歯を持ちます。

閉じれば盾になるほど頑丈で、手榴弾の直撃すら耐えるという防御力も兼ね備えています。



手足はなく常に浮遊しており、上空高く飛ぶことも可能です。

名前の由来は大天使と”ガブ”の音感

ガブリエルという名前にはふたつの由来が考えられます。

ひとつはキリスト教の天使の名前「ガブリエル(Gabriel)」です。

受胎告知を行った大天使として知られる名前ですが、本作のガブリエルの性質とは特に関連していません。

もうひとつの由来として、「ガブッと噛みつく」という攻撃スタイルそのものが名前の元になっていると考えられています。


ガブリエルの「ガブ」という音から来ているというシンプルなネーミングセンスが面白いですよね。


癖のある個体名はすべて主・ガブちゃんの趣味によるものとされています(笑)

オシラサマ

引用画像おしら様
画像引用元https://x.com/kaonasis_love/status/2043968499467579489?s=20

主:不明(農家の女性?) 個体名:不明 本尊:不明

農家に代々受け継がれている若い娘と馬のツガイ。


左右様とは旧くからの友人であり、ツガイ使いの中では伝説級の実力の持ち主です。


子ども好きで天真爛漫な性格が可愛らしく、馬の駆けるスピードは車にも勝り、空を飛ぶことも可能。


首には切ったような傷跡があり、そこには深い物語が秘められています。

元ネタは東北地方のおしら様

オシラサマの元ネタは東北地方に伝わる農耕神「おしら様」です。

農業の神としてだけでなく、女性の病の治癒や子の神としても知られており、東北各地で今も信仰されています。

おしら様の成立には悲恋譚が伝わっています。

ある農家の娘が飼い馬と仲良くなりすぎて夫婦のようになってしまい、それを怒った父親が馬の首を刎ねます。

娘はその首にしがみついて天に昇り、おしら様になった、という伝承です。

本作のオシラサマの首の傷跡は、まさにこの伝承と一致しています。

農家の娘と馬というビジュアルも、伝承をそのまま体現しているのが見事ですよね。


掃除屋(スカベンジャー)

引用画像スカベンジャー
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2051225321702379859?s=20

主:影森ジン 個体名:愛ちゃん(大・メス)/誠くん(小・オス) 本尊:不明

大小のアンコウの姿をしたツガイです。

大きい方の愛ちゃんはあらゆる物を飲み込むことができ、誠くんは愛ちゃんが飲み込んだものを任意で吐き出すことができます。



容量に際限はないようで、影森家の死体処理を担うだけでなく、各種武器のストックとして武器庫的な役割も果たしています。


アンコウの生態に通じる能力

愛ちゃんの提灯(触覚部分)は人間に化けることができ、それを囮にして標的をおびき寄せ攻撃・捕獲するという手法も持っています。

実際のアンコウもメスが提灯部分を光らせて獲物をおびき寄せて捕食するという習性があり、本作の掃除屋の能力はアンコウの実際の生態をそのままツガイに落とし込んでいます。



こういった生物の生態をしっかりリサーチした上での設定には、荒川先生のこだわりを感じますね。


前虎後狼(ぜんここうろう)

引用画像ツガイ
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2048055430556139773?s=20

主:段野ハナ 個体名:虎徹(猫)/二狼(犬) 本尊:不明

虎柄の猫と白い犬のツガイで、段野家に代々受け継がれてきました。


特技は追跡で、二狼が匂いで標的を追いかけ、虎徹はタブレットやスマホを器用に使って情報を主に伝達します。


長く現代社会で暮らしているだけあって、デジタルデバイスも使いこなすのがなんとも現代的でユーモラスです(笑)


元ネタは「前門の虎、後門の狼」

モチーフは「前門の虎、後門の狼(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ)」という慣用句だと考えられます。


「前虎後狼」はこの言葉を縮めた形で、ひとつの危機を回避してもすぐ別の危機が訪れることのたとえです。

恐怖の象徴である虎と狼が両方味方になってくれるなら、こんなに頼もしいことはありません。

慣用句の「厄介なもの」を「頼もしい味方」に反転させるネーミングセンスが秀逸ですね。


兎と亀

引用画像うさぎと亀
画像引用元https://x.com/seedfgotoarumon/status/2048112620235067574?s=20

主:黒谷ハルオ 個体名:うさちゃん(兎)/カメちゃん(亀) 本尊:不明

その名の通り兎と亀の姿をしたツガイ。

見た目は愛らしいですが、左右様を完全に封殺できるほどの実力の持ち主です。

うさちゃんは俊敏さを活かした蹴りや体当たりで相手を翻弄する武闘派。

カメちゃんは重量操作ができ、空中に突如出現させて相手を押しつぶすことが可能。



言葉を話せるうさちゃんはメスとのことで、なんと自らの意思で身内を守るために体を張るシーンもあります。


元ネタはイソップ寓話「うさぎとかめ」

元ネタはイソップ寓話の「うさぎとかめ」です。

物語では競争でライバル関係にあったうさぎとかめが、ツガイとしてペアを組んでいるという逆転の発想が面白いですよね。

寓話では「うさぎは速いが怠け者、かめは遅いが着実」という対比が描かれますが、本作では俊敏な兎と重力を操る亀というそれぞれの特性をしっかり活かした能力設定になっています。


ヤマノカミ

引用画像ヤマノカミ
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2050591642105893324?s=20

主:黒谷アキオ 個体名:山風(白)/谷風(黒) 本尊:注連縄と紙垂のついた40〜50mほどの卵型の石

角と蹄、ひとつ目を持つ巨大なツガイで、影森家の屋敷よりもはるかに大きいサイズを誇ります。



特有の特殊能力は不明ですが、その巨体そのものが圧倒的なアドバンテージとなっており、蹄で踏み潰す攻撃が主な戦闘手段とされています。


元ネタ考察は江戸時代の力士名

山風と谷風という名前は、江戸時代中期に実在した力士の名前に由来すると考えられます。


特に「谷風梶之助」は、63連勝という記録をおよそ150年間破られなかったという伝説の力士です。


山風についても当時の強豪力士として知られており、圧倒的な強さを持つ巨大なツガイにふさわしい名前ですよね。

陰陽(いんよう)

引用画像陰陽
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2053128860619727051?s=20

主:元の主(名前未確定)→アサ(解で契約解除後) 個体名:おはぎ/だいふく(元は個体名なし) 本尊:不明

顔部分に陰陽マークを持つ黒と白のツガイ。

アサの「解」で元の主との契約が解除され、現在はアサのツガイとなっています。

合体することで巨大な結界を展開し、任意の人やツガイを閉じ込めることができます。




モチーフの陰陽は中国古代哲学に由来する「対立する二つのエネルギーが万物を構成する」という思想。


陰と陽は片方だけでは存在できないという考え方は、まさにツガイの概念そのものと重なります。


狐狸変化(こりへんげ)

引用画像狐とタヌキ
画像引用元https://x.com/zeldagepora/status/2053125324905594902?s=20

主:立川マコト 個体名:赤井さん(狐)/みどりさん(狸) 本尊:不明

狐と狸のツガイで、人さらいを得意とするコンビです。


赤井さんは人間に化けることができ、ハニートラップや標的が狙う人物への擬態を行います。



みどりさんはその名の通り「タヌキの〇(金)玉八畳敷き」の伝説そのままに、特殊な能力で対象を包み込んでさらいます。



みどりさんはかつて四国の由緒あるタヌキ合戦に参加したこともあるとされており、由緒正しい(?)狸なのです。


牛頭馬頭(ごずめず)

引用画像牛頭馬頭
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2056298751732375985?s=20

主:不明 個体名:不明 本尊:藁で編まれた牛と馬の人形

牛の頭に人間の体、馬の頭に人間の体という姿をしたツガイ。


影森家を襲撃してきたもののガブリエルによって返り討ちに遭い、倒されました。 古くから大切に手入れされていた本尊の藁人形が印象的です。


元ネタは仏教の地獄の鬼

牛頭馬頭(ごずめず)とは仏教において地獄にいる亡者たちを責め苛む鬼のことです。


牛の頭に人間の体、馬の頭に人間の体という姿は仏教の伝承そのままであり、本作への落とし込みが非常に忠実です。


地獄の鬼というネーミングだけあって、かなり不気味な存在感がありますよね。


黒白(こくびゃく)

引用画像黒白
画像引用元https://x.com/skyposition1/status/2059647592854908946?s=20

主:影森ヒカル(波久礼ヒカル) 個体名:ホワイト(白)/ベタ(黒) 本尊:不明

白と黒の毛玉のような見た目のユニークなツガイ。


ホワイトが対象部分を消去し、ベタがその上に自由に書き込むことで、物体の状態を書き換えます。


漫画家・ヒカルの観察眼と想像力が能力の質を左右するため、漫画家としての才能を持つヒカルとの相性は抜群。


唾を吐くような仕草は彼らなりの親愛の表現とのことで、なんとも可愛らしいですね。



漫画家寄りの能力のようなので、こちらは元ネタはなく荒川先生の発想である可能性が高いです。

えっさ・ほいさ

引用画像えっさほいさ
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2058835462278545885?s=20

主:影森家の使用人 個体名:えっさ/ほいさ 本尊:不明

小さな力士のような姿をした、影森家に仕えるツガイです。


「えっさ」「ほいさ」の掛け声とともに2人で協力して物を運んだり、食事の準備をはじめとした雑用をこなしています。


バトルシーンが多い本作において、ほっこりと癒しをくれる存在です(笑)

元ネタははっきりとはわかっていませんが、あるとしたら「小さいおじさん」でしょうか…?


ザシキワラシ

引用画像ダンジ
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2042180728213877168?s=20

主:キョウカ 個体名:ダンジ(男児)/キリ(女児)

変身能力を持つ男児と女児のツガイです。

男児の方はユルの友達として村で一緒いましたね。

ちなみに、アニメ一話を観返すと『影がない』ため、明らかに人ではないことが分かります。


女児の方は偽アサとして牢にいましたね。

引用画像偽アサ
画像引用元https://neoapo.com/characters/50213


能力としては、普通の人間の子どもに化けることができるほか、影から触手を出して盗聴や連絡に使うことも可能。


ダンジはキョウカの命でユルを陰から護衛し、キリはヤマハの命でアサに化けて座敷牢で過ごしていました。


元ネタは座敷童子

ザシキワラシの元ネタは言うまでもなく「座敷童子(ざしきわらし)」です。


東北地方を中心に伝わる家屋に住む精霊で、姿を見せるのは子どもの姿とされています。

その家にいる間は繁栄をもたらし、去ると家が衰えるとも言われる存在です。

本作のザシキワラシも一見ただの子どもに見えながら実は大きな力を持つ点が、伝承の「見た目は子ども、実は只者ではない」という座敷童子のイメージと重なります。


手長足長(てながあしなが)

引用画像手長足長
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2060738754629763316?s=20

主:なし(封印されていた野良ツガイ)

伸縮自在の手と足を持ち、人体を容易く貫通する攻撃力と拳銃程度ではびくともしない頑丈な肉体を誇る強力なツガイです。


しかし食人を行い、主の言うことを全く聞かないという制御不能な危険なツガイです。

元ネタは日本各地の巨人伝説

手長足長の元ネタは、秋田・山形・福島・長野など日本各地に伝わる「手長足長」の伝説です。

手の長い者と足の長い者が一対になった巨人伝説であり、旅人をさらって食べる恐ろしい存在として語られています。

秋田県のにかほ市周辺に伝わる伝承では、鳥海山に棲む手長足長が旅人や船を次々と襲い、当地の神である大物忌神が烏を遣わして人々に知らせたとされています。

また長野県の上諏訪では手長神社・足長神社として祀られており、神としての側面も持っています。


閻魔帳(ブラックリスト)

引用画像閻魔帳
画像引用元https://x.com/tsugai_official/status/2060738502283927941?s=20

主:黒谷フユキ 個体名:エンブレイス(三本指の腕)/ウィスパー(帳面)

三本指の腕が触れたツガイから歴代の主人の情報を抜き取り、顔の付いたつぎはぎの帳面に記載する能力を持ちます。


ただしウィスパーは非常におしゃべりで、静止させないと個人情報を垂れ流してしまうという個性的な弱点があります。

元ネタは閻魔大王の帳面

閻魔帳とは仏教や日本の民俗信仰において、閻魔大王が亡者の生前の善悪を記録しているとされる帳面のことです。


死後に閻魔大王の前に立たされ、閻魔帳に照らし合わせて裁かれるという概念は広く知られていますよね。

このツガイはその「記録する閻魔帳」をそのままビジュアル化したような存在で、情報収集という能力との親和性が高い元ネタの活用です。


なもみはぎ

引用画像なもみはぎ
画像引用元https://manga-tantei.com/yominotasugainamomihagi-31572

主:黒谷ナツキ 個体名:ジジ丸/ババ丸

なまはげに酷似した姿をしたパワー系のツガイ。

初登場時にガブリエルを吹っ飛ばすほどの膂力を見せつけました。

元ネタはなまはげ系の民俗行事

「なもみはぎ」は「なまはげ」を元ネタにしていると考えられます。

なまはげとは秋田県の男鹿地方に伝わる伝統行事で、「怠け者を戒める」鬼の姿をした神的存在です。

「ナモミ」とは囲炉裏にあたって怠けている者の手足にできる火だこのことで、なまはげはこれを剥ぐことから「なまはげ」と名付けられたとされています。


「なもみはぎ」という名前はまさにこの語源に基づいた命名で、作中で怠け者の名前のように聞こえるところも面白いですね。


マガツヒ

引用画像マガツヒ
画像引用元https://manga-tantei.com/yominotsugaimagatsuhi-31409

主:与謝野イワン 個体名:大凶(大刀)/小凶(小刀) 本尊:不明

大小の刀の姿をしたツガイで、柄の模様が目玉になっているというビジュアルが独特です。

あらゆる物を両断する切れ味に加え、斬った空間を入れ換える能力も持ちます。


小凶は非常に口が悪くイワンを「サル」呼ばわりし、どのツガイとも相性が悪いという強烈な個性の持ち主。 一方の大凶はかなり無口というキャラクターの対比も面白いですね。


元ネタは禍つ日神・災厄の概念

「マガツヒ」は日本神話に登場する「禍津日神(まがつひのかみ)」に由来すると考えられます。

日本書紀・古事記において、イザナギが黄泉の国から戻った際に行った禊(みそぎ)から生まれた災厄・罪穢れを司る神です。

「禍」(マガ)は災いや不吉なことを意味し、「ツヒ」(日)はその力の象徴です。

斬ることで災いをもたらすこのツガイの性質と、災厄神という元ネタが見事に重なっています。



また個体名の「大凶」「小凶」も、おみくじの「大吉・大凶」という縁起の概念から来ているとも受け取れます。

金烏玉兎(きんうぎょくと)

引用画像金烏玉兎
画像引用元赤身は趣味に忠実

主:影森アスマ(元は母・イオリ) 個体名:朝霧(白い女性)/夜桜(髑髏頭の烏)

白い女性と髑髏頭の烏から成る、美しくも神秘的なツガイです。

朝霧は体が蝶で構成されており、体の一部を切り離して遠くの光景を見聞きすることができます。



夜桜は蛾で構成されており、昼は動けない朝霧と対称的に夜だけ活動できるという設定が美しいですね。


朝霧は昼間のみ、夜桜は夜間のみ動けるという「昼と夜」の対比構造も、ツガイらしい設定です。


元ネタは中国神話の太陽と月

「金烏玉兎」は中国神話に由来する表現です。

金烏(きんう)とは太陽に棲むとされる三本足の烏のことで、玉兎(ぎょくと)は月に棲む白い兎を指します。


転じて「金烏玉兎」は太陽と月、そして日々の時間の流れを意味する言葉です。

「朝霧(昼)」と「夜桜(夜)」という昼夜の対比は、まさに太陽と月という元ネタと一致しています。


太陽の象徴であるはずの烏が「夜桜」という夜のイメージを持つ名前を持ち、逆に月の象徴である兎の方が「朝霧」という昼の名前を持つという逆転の設定も、荒川先生らしいひねりを感じます。


百鬼夜行

引用画像百鬼夜行
画像引用元https://x.com/madowasareruna/status/1947989569074589734?s=20

主:影森ゴンゾウ 個体名:百鬼夜行 本尊・不明



影森ゴンゾウのツガイは、黒と白の人魂のような小さなツガイです。

複数のツガイを同時に使役できる特別なツガイで、この能力があるためゴンゾウはツガイの相性を気にせず無制限に契約でき、影森家の膨大なツガイを抱える力の源となっています。



「百鬼夜行」とは数多くの妖怪が夜に練り歩くとされる日本の伝説で、多くのツガイを統べる能力のイメージにぴったりの名前です。


未整理のツガイ候補

現時点(2026年5月)でアニメ・原作に登場しているものの、元ネタ等の詳細が確認しきれていないツガイもご紹介します。

ツガイ名個体名特徴
サドマゾ醍醐ドM・ドS能力の詳細は未確定(ピクシブ百科事典参照)
マメガラス山賊の男ガニマタ・ウチマタ能力の詳細は未確定(ピクシブ百科事典参照)
閻魔帳(ブラックリスト)黒谷フユキエンブレイス・ウィスパー上記参照
ゴッコイタチ川井→えっさほいさの主不明イタチに似た姿
粘菌のツガイ椥辻不明粘菌を寄生させて爆発させる
田寺家のツガイロウエイ(/デラ使用)不明マヨイガという結界を作る
宇宙人に似たツガイ野良犬(パグ)不明偶然の縁で犬と契約
レディー・ジェントルマンヤマ(祈祷師)レディー・ジェントルマン非戦闘型の小人のようなツガイ
風神雷神新郷ハヤト不明風と雷を操る黒と白の獣のようなツガイ
災神社長雫・篝水と火を操る巨体のツガイ


今後活躍する場面も多くなるかもしれないので、ぜひ押さえておきたいですね。





まとめ

この記事では『黄泉のツガイ』に登場するツガイ一覧と、それぞれの元ネタ・名前の由来を徹底解説しました。

ツガイの元ネタを知ってから作品を見直すと、また違った楽しみ方ができますね。

私の推しは左右様ですが、皆さんは誰が一番好きでしょうか?

ここまでありがとうございました。

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この記事を書いた人
カピたろう

ブログ運営者のカピたろうです!アニメ・漫画・小説・映画・ゲームなどジャンル問わず楽しむ雑食。今まで見たものだけで100作品は語れます。

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