寒くなってきましたね!カピたろうです!
冷え性にはつらい季節になってきますね…
冷え性の方が多い女性は特に苦労されるんじゃないでしょうか。
つま先が冷えるときは指の曲げ伸ばしを繰り返すと温まりますよ。
…さて今回は!
前回に引き続きパン作り初心者さんのための内容です。
一生懸命作っているのにパンが膨らまない…と悩む方のために
パンが膨らまない編をカピたろうの失敗談も交えてご紹介をしていきます。
※私は趣味でパン作りをしているのでプロではありません。
その点はご了承ください。
パンが膨らまない 編
パンが膨らまない…これはパン作り初心者がまず初めにつまずく難問ですね。
正直、パンが膨らまなくても場合によっては食べられるパンができます。
けれど、最初はこんなもんだろうと気にしていなくても
食べてみたらおいしくないし食感も硬くて飲み込めない、人間の食べ物じゃない…。
今じゃ懐かしいですが、恥ずかしながら私も経験があります(笑)。
今回は、パンが膨らまないときに私がやったことを
失敗談も交えてご紹介します。
パン作りが上手くいかないという方はぜひ参考に!
パンが膨らまないと悩んだ時やったこと4つ
1、ドライイーストを正しく保存する
パン作りの材料にドライイーストが必要なことはしっているけれど何なのかは知らない…という方のために説明すると
ドライイーストとは生イーストを乾燥させたもので、イーストは酵母のことですね。
この酵母というものがパン生地の中の糖を食べて、そのかわりに炭酸ガスを(アルコールも)生成するので膨らむわけです。
なので、パン作りには欠かせない材料ですね。
他にも色んな酵母がありますが、ここではドライイーストで作る場合について紹介します。
パンが膨らまないと悩む初心者の方は特に確認しないといけないのが『ドライイーストの保管方法』です。
ドライイーストは生きているので常温だと常に活動しています。
特に温かい環境だとその活動は盛んです。
なので、適当に保管していると、使いたいと思ったときにイーストが「もう疲れたので動けませ~ん…」みたいなことになります。
イーストの活動を抑えるためには必ず冷蔵庫で保管しましょう。
しかし冷蔵庫で保管しても活動が緩やかになるだけなので置きっぱなしにしていても古くなって使えなくなります。
家にあるのがしばらく使っていないドライイーストの場合は期限を確認して、心配なら買い替えるといいでしょう。
カピたろうの失敗談
買ってからずっと常温保存していたドライイーストでシナモンロールを作ろうとしたらまったく膨らまず、レンガみたいなものが完成しました(笑)
その時は夏だったのもあってイーストが早めに駄目になったんですね…
2、材料の分量はきちんと守る
材料にはそれぞれ意味があります。
塩、砂糖、小麦粉、水、酵母(イースト)、牛乳など、パンの種類によっては他にもいろいろ。
塩は入れすぎるとイーストの働きを抑制してしまいますし、砂糖も入れすぎると生地がべちゃべちゃになります。
小麦粉も入れすぎていいことはないですね。
おいしいパンを作るなら、本などに載っているレシピを参考にしましょう。
アレンジはしないか控えめにやるのをおすすめします。
カピたろうの失敗談
私もフランスパンを作ったときに生地がまとまらなくて必要以上に小麦粉を入れてしまい
発酵でまったく膨らまないのに触ると柔らかくてでも噛むとイーストくさいし、持つとすっごく重い!
…という謎のパンができたことがあります(笑)。
3、打ち粉は控えめすぎるくらいに
水分量が70%以上の生地になると、べちゃべちゃしてこねるのが難しくまとめるまでが大変です。
そのため打ち粉をする方も多いと思います。
しかし打ち粉をしすぎてしまうと小麦粉の分量が変わるだけでなく、生地の表面を乾燥させてしまう原因にもなります。
表面が乾燥すると生地が固くなるので、発酵で生成された炭酸ガスが生地を押し上げられなくて、結果膨らまない…となるわけですね。
なので、打ち粉はするなら小さじ1~2程度に収めて
水分量が問題なら水分を60%くらいにするとこねやすいです。
「水分量ってどうやって調整したらいいのかわからない…」
という方は以下の計算式を使ってみてください。
計算式は
(パン作りに使う小麦粉の量÷100)×60=生地に加える水または水分の量
となります。
これは加水率(生地に加える水分の量)が60%のときの計算式なので、色々試したい場合は上の計算式の60の部分を好きな数字に変えて計算してみてください。
カピたろうの失敗談
いつもより水分多めのテーブルパンを作ろうとしたものの手にひっついて面倒だったので、バサァッ!!
…と思いきり打ち粉をしたことがあります。
表面が硬くて形もいびつなパンが出来上がりました。
4、生地は最低15分こねる
小麦粉にはグルテンというたんぱく質が含まれていて、グルテンはこねることで粘りを増します。
このグルテンが発酵のときに出る炭酸ガスを閉じ込めることで、パンが膨らみます。
粘りがなければせっかく生地に出たガスが空気中に出ていってしまうわけです。
空気の入った風船みたいなものですね。
そして粘りを出すためにしっかりこねることが必要になります。
生地をつかんで伸ばした時に、指が透けてみえるくらい…できれば15分はこねましょう。
カピたろうの失敗談
パン作りに慣れないころは生地がまとまればこねるのを止めていました。
でもやっぱり膨らまないし味もぼそっとしておいしくなかったですね。
まとめ
今回の内容はいかがだったでしょうか?
他にもパンについての記事を順次あげていきますのでお悩みを抱える方はぜひご覧ください。
ここまでありがとうございました。