【リゼロ】アニメ52話の早口はなんて言ってる?全文と意味解説

アイキャッチ アニメ

スバルの痛々しい死にざまが描かれたアニメ52話。






シリウスと2回目の遭遇をしたシーンではスバルの早口のシーンが印象的でしたね。






とはいえ、早口だし聞き取れなかった方も多いのではないでしょうか。






今回は、リゼロ3期アニメ52話のスバルの早口のシーンを解説していきます。

この記事の内容はネタバレを含みます!注意!






リゼロ52話のストーリーって?

51話から52話までの流れ

51話のおさらい





51話では、水門都市プリステラに招かれたスバルたち。

序盤は他陣営と親睦を深める様子が描かれました。








情報交換などもしつつ、各自プリステラを散策して過ごす一行。








そして歌姫リリアナの歌を聴いた後、おやつを頼まれたスバルは買い出しに出かけます。








事が起こったのは、買い出しを済ませエミリアたちのもとに戻る最中。








偶然その場で鉢合わせたラチンスと談笑していると

突然現れた大罪司教のシリウスが塔の上から演説を始めました。









最初は動揺しシリウスの行動を見守っていましたが、だんだんと場の空気に飲まれ

最後はその場にいた市民もろともスバルは発狂死します。









51話は、聖域編から約一年ぶりの死に戻りを経験する回となりました。


死に戻りのループが始まる絶望感ったらたまらないですね






52話のあらすじ

52話は、死に戻りをしたスバルが対シリウスへと動き出します。








2度目は

エミリアたちのいる広場を早々に後にしたスバル。

塔へ入り、

人質となっているルスベルを発見&救出しようとする。

様子が描かれました。



しかし、シリウスがやってきてスバルは鎖で首を縛られ吊られてしまいます。


そのまま死に戻りをすることになりました。








3度目は、

塔には入らず、ラチンスにラインハルトを呼び出させ

応戦してもらう作戦に。



ラインハルトはシリウスを追い込み、スバルはルスベルを救出します。

しかし、ラインハルトがシリウスにとどめをさしたと同時にスバル含め周囲の人間も死亡しました。









そして最後、

スバルはベアトリスを連れ出し、

スバルの様子を心配して後をつけてきたエミリアとも合流。



事が起こると、エミリアがシリウスを追い込みます。







しかし、あともう少しというところでエミリアはもう一人の人質・ティーナを盾にされ敗北。

エミリアは気を失ってしまいます。








そこへ現れた大罪司教レグルスによってエミリアは連れ去られることになってしまいました。




先には進んだけど…不安になる展開でしたね






52話のスバルの早口、何て言ってたの?

早口のシーンのセリフ全文

※原作の小説から抜粋

スバルの早口のシーンとは



スバルが塔の中に入り、人質にされているルスベルを助けようとした際

シリウスに攻撃され鎖で首をつられた時の心の中でしゃべった長文のセリフのことです。










こちらは原作となる『小説家になろう』にて全文が記載されていますので抜粋させていただきます。

↓↓↓

何かを耳元でささやかれている気がする。圧倒的な勢いで迫る妄言、戯言。それを理解する余裕が今のスバルにはない。何故なら今のスバルにとって耳に入るものも目に入るものも何もかもが恐怖の対象でしかないからだ。呼吸することも恐怖であれば、瞬きすることすらも恐怖としか思えないだが瞬きをしなければ眼球が渇く痛みに耐えきれずその痛みすらも今のスバルにとっては恐怖の象徴でしかない痛みを感じるということは次なる痛みを感じる可能性を思うことでありそれは延々と終わらない無限の恐怖をスバルに感じさせるのだならば瞬きをしないわけにいかないが瞬きをしてしまえば一瞬でも世界が闇に閉ざされることになるその何も見えない暗闇の瞬間に何が起きているのかがわからない何も起きていないのが当然であるがそれを断定する手段が何一つない確かめられないということは恐怖そのものであり理解できないことが本能に恐怖を呼び起こす要因であるとすれば生きることは即ち理解することによって恐怖を克服することであるのだそもそも恐怖とは生き物が生命を脅かされるような極限状態でこそ発露する弱さを発端とした感情でありそれを持ち得るということはイコールその生き物が恐怖を感じる対象を有するという意味でもあるこの恐怖を感じるという機能は痛みを感じるという機能にも通ずる部分がありつまるところ生命を維持するためには危険を察知する本能を切り離すことができないということにもなる恐怖に鈍感であるということは命の価値に鈍感であるといっても過言ではなく命に価値に鈍感であるということは生き抜くという生物生来の機能に反するものであるつまり恐怖は必要なものなのだ故に今こうして恐怖していることは誇ることであっても恥じるようなことではないむろんそのようなことはなんらいみをもたないかていでしかないのだがこうしたしこうじっけんをくりかえすことでいまをもってぜんしんをしはいしているきょうふにあらがいそしてうちかとうとどりょくすることこそがこのじょうきょうをだかいするためのさいごにしてさいだいのていこうなのではないかとすばるはかんがえているめのまえにいるるすべるのけいれんがじょじょにおさまりしろめをむいたしょうねんのすがたからいのちのともしびがじょじょにうしなわれつつあったがむねんにおもってもけっしてこころをおられることだけはあってはならないこころはくじけないたたかいつづけるとすばるはちかったのだあのいちねんまえのおそろしくつらいかなしいしれんのなかでだってそうでなきゃすばるはなんのためにこうしてくるしんでかなしんでそれでもけんめいにいきているのかこわいこわいなにもかもこわいすべてがこわいいきるのがこわいまばたきがこわいこきゅうがこわいくさいこわいきもちわるいうべべうべべべべばばばばばばばばあばばばばばばばばばばばばばらだっがばっばあばばばば

Re:ゼロから始める異世界生活 第五章『歴史を刻む星々』20『高め合う想い』より抜粋 



もしかしたらアニメとは多少違うところもあるかもしれませんね。








以上が

スバルがシリウスに首をつられているときの心情になりますが

本来はこの長い文章の中にシリウスのセリフも混じっています。








読みやすさのため、勝手ながらそちらは以下に抜粋させていただきました。

当然ですが文章に手は加えておりませんのでご安心を!

↓↓↓

「あら? どうやら発狂してしまったみたいですね。愛情深く感受性が強い人は時おりひどく脆弱になってしまう。ああ、『愛』故に人は苦しむ。でも、『愛』があるから人は生きられる。とても難しいのですね。では、ティーナちゃんに協力してもらいましょう。ルスベルくんはお疲れ様でした」

Re:ゼロから始める異世界生活 第五章『歴史を刻む星々』20『高め合う想い』より抜粋 


アニメでもシリウスとスバル、

2人のセリフが混ざり合っていてなかなか聞き取りにくかった視聴者の方は多いと思います。







ぜひ参考にしていただければと思います。

よければリンクから公式の小説も読んでみてくださいね。

スバルのセリフの意味



この長文のまがまがしいセリフは、

シリウスの権能にのまれたスバルの精神が狂っていく様子を表しています。








この時のスバルはルスベルの『恐怖』の感情を共有しており

スバル派その恐怖に抗おうとするも成すすべがなく飲み込まれていく感じが描かれていますね。









まさに”狂う”ということがわかる描写になっているので

ぜひ読んでみてください。







アニメの早口は声優さんの演技が凄くて、短いシーンながらも引き込まれて呆然としてしまいました。




でも早口すぎて一切聴き取れんのよ…!








まとめ

リゼロは原作の演出が巧みなうえ内容が濃いので、

制作されたアニメもなかなかに詰め込まれたものになってしまいますね。






原作を知っているファンからすると嬉しい作りではあるのですが

アニメだけだと「早い早い!ここどういう意味のセリフ言ってるの!?」となるかと思います。





今回の記事がそういった方に役立てば幸いです。

ここまでありがとうございました。










アニメ小説
スポンサーリンク
この記事を書いた人
カピたろう

ブログ運営者のカピたろうです!アニメ・漫画・小説・映画・ゲームなどジャンル問わず楽しむ雑食。今まで見たものだけで100作品は語れます。

当ブログは作品のネタバレや考察、生活や趣味などマニアックなことも紹介していますので気軽にのぞいていってくださいね!

カピたろうをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました